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カテゴリ:多重債務の問題と消費者金融を考える
1月も中旬になりました。
今年一年の予定は大体、決まっていますが、まだ、準備どころか何にも手付かず状態。 ご存知のように、車を盗られたアクシデントから始まり、本業の仕事の方も何かと雑事が多く、毎日駆けずり回っています。 みなさんのブログを拝見して、 それぞれの方が一生懸命がんばっているのが伝わり、 で、私はというと、考えていた事が何も進んでいない事に気づき、少しあせりぎみです。 去年の宿題がまだ残されたままで、今もどこから手をつけようかと思案中。 宿題・・つまり、私個人の宿題は、2年半に渡ったある金融会社相手の「債務不存在確認訴訟「不当利得返還請求訴訟」」→(過払い返還請求訴訟裁判の正式名) のやり残し裁判です。(これは、自分で申し立てしてやります。) ある方のブログに「自分でできる過払い訴訟裁判」というのがありました。 確かに専門家に依頼しなくても自分でもできます。(結構マニュアル本も出てますし) ところが、それは相手の金融会社にもよると思います。 裁判所に訴訟の申し立てをすれば、 普通の消費者金融会社は、取引履歴を出してきて、利息制限法の金利に引きなおしして、長い取引で、過払いがある場合には、払いすぎた利息を素直に返還してくる業者がほとんどだと思います。 (なかには、かなり、あがく業者やとことんゼロ和解を求めてくる業者もありますが) ところが、一筋縄ではいかない業者は、かなりひどい手を使ってくるので、自分で裁判を申し立ててると逆になかなか問題ありなんです。 私の場合がいい例でした。 結局、高等裁判所まで上告して、(本当は最高裁までいきたかったのが本音)2年半後に判決をいただきました。もちろん、勝訴です。 勝訴したとはいえ、満足のいく判決ではありませんでしたので、改めて、連帯保証人ともども 損害賠償請求と不当利得返還請求訴訟を(主債務者のみへ一部分の過払い返還しかなかったため)起こす事になっているのです。 ひどい手・・ それは、弁護士が受任通知を相手の金融業者に出したあと、取引履歴開示請求をしました。その半月後に、取引履歴も開示しないまま、に「差し押さえ」をしてきました。 弁護士が受任したという事は=法的に債務整理をしますので、その間は督促・請求はしないで下さいという事なのですが、無視をして「差し押さえ」をしてきました。 連帯保証人の「給料」と「生命保険」「銀行口座」 主債務者(私の会社)の「銀行口座」すべてと取引先「売掛金」でした。 おかげで、私の会社はどうにもならなくなりました。 連帯保証人とは縁を切られるし・・・です。 詳しくは、省略しますが、 「過払い返還訴訟」を自分でやる場合でも、相手を良く見て、起こしてください。 借金をすべて支払い終わってからの(完済後)の返還請求は、まだ安全ですが、 まだ、債務の残っている場合は、まず、自分の身の周りをガードしてからのほうが無難です。 その金融業者のやり方は、全国的に有名で、まったくもって法を無視した、「差し押さえ」をしてきます。 私以外にもかなりの人が被害にあっています。 参考までに。 次回は、連帯保証人債務と債務整理の際の資産と動産の話をしたいと思っています。 (今日、私が電話で受けた相談内容から感じた事を少し・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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