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カテゴリ:多重債務の問題と消費者金融を考える
吉田猫次朗さんのブログにコメントがありましたので、コペしました。
参考にしてください。 ◆今回はヤミ金関連でしたが、この映像が収録されたのは昨年9月頃でした。 撮ってもらったのはヤミ金に限らず、中学校で講演したときの様子や、無料相談会の現場や、中小企業再生の現場など多岐にわたり、随分長時間にわたって取材がはりつきました。 当時はこれらの映像を何の番組で使うか特に決まっていませんでしたが、この年末年始に急 遽、ヤミ金の部分だけ「報道ステーション」で使われることになりました。 昨日は自分でも観ました。 一般の方から観れば面白かったかもしれませんが、私としては正直、肝心な場面がカットされていて (例: 私は債務者さんに、ヤミ金を刑事告訴することをヤミ金の目の前で強く勧めた。また民事上の不当利得返還請求もできるから弁護士を紹介するからやったほうがいいとも強く勧めた。しかし当の債務者さん自身が、やはり借りた自分にも非があるから・・・と、告訴を迷い、結局、債務者さんの意志で告訴も不当利得も見送ることになり、債権債務ゼロの和解で手形を返してもらって終結した。この部分のシーンがカットされていた。ここは非常に重要な部分だっただけに非常に残念・・・)、 やや不満が残りました。 ◆ヤミ金退治は私の本業ではなく(私の本業は中小零細企業の経営相談ならびに著述業であることはHPや著書をお読みの方ならご承知のとおりですね。但し私自身は過去にヤミ金に苦しめられた経験が沢山あるので対抗策はいろいろ身につけていることは確かです・・・)、 今回の番組でも、私はトラブル解決請負人のような役割ではなく、あくまでウチに相談に来た倒産寸前の経営者の再建の延長として、当事者同士の交渉に同席させて頂きながら、一般人的な、ごくごく普通の接し方でヤミ金を追い込んでいっています。 違法性のあるような代理交渉や暴力的な解決手段は一切とっていません。(当たり前ですね)また、ヤミ金交渉の同席は本業ではありませんのでここから報酬を得ることもありません。 ◆本音をいえば、こういう映像が視聴率の高い番組で流れると、本業とかけ離れた相談ばかりが殺到し、嫌がらせや誹謗中傷も増え、ヤミ金キラーが私の本職であるかのように誤解されやすく(非弁行為と誤解されることも十分考えられる)、本業に支障をきたすことが考えられるので、ちょっと不安が残るのですが・・・、 7年前に私自身がヤミ金に追われ自殺まで思い詰めた経験を振り返り(ヤミ金までいってしまうと多くのばあい冷静な判断ができず他人にも相談できず情報も入らずますます深みにハマってしまうのです・・・)、 そんな困っている人達に何らかの「きっかけ」を提供できればという思いもありますし、 違法行為や反社会的行為をしているつもりもありませんので、熟考の末に出演OKした次第です。 ◆ついでに蛇足ですが、私のホームページ( http://www.nekojiro.net/ )の「個別相談」のページに、次のような補足説明があります。昨夜のテレビで初めて猫次郎の存在を知り相談してみたいと考えておられる方は、是非御一読下さい。 ------ 以下、HPからの引用 ------ 【補足2】 なぜ「猫研」「猫次郎」などというふざけた名前なのか? 吉田猫次郎、吉田猫次郎経済再生研究所、略して猫研・・・。ふざけた名前です。しかし、このふざけたネーミングには、いろいろ理由があります。 そのひとつが、「名前や肩書きだけで専門家の良し悪し判断するのは危険!」であり、 「名前や肩書きや宣伝文句で惑わされず、自分の目で、自分の頭で、本物を見極めることを怠らないで欲しい」という思いがあるからです。 残念なことに、この業界には悪徳業者が沢山います。 また、悪意は無くても、レベルが低くてミスリードしてしまう専門家も少なくありません。 資格の有無にかかわらず、です。 また、レベルが高くて良心的な専門家に当たっても、あなたとの相性が良いとは限りません。相談内容の相性は言うに及ばず、人間的な相性も重要です。 これらの相性が悪いと、いくら優秀な専門家に当たっても満足いく結果を得ることはできません。 ですから、相談相手を選ぶ際は、 くれぐれも、名前や肩書きや宣伝文句で判断せず、その中身で判断してほしいのです。自分で見て、自分の頭で考えて。 まず、その専門家の過去の実績(信頼できる筋から聞いた解決実績、ちゃんとした出版社から出ている著書、論文など・・・)を、 自分で読み、その専門家の得意分野、ノウハウ、業歴、価値観、世界観などを理解して、 人物的に信頼できそうかどうかを自分なりに考えて、納得のうえで相談に行かれるのが良いでしょう。 また、「相談は相談」。「契約は契約」。両者を区別しましょう。 相談してその場で顧問契約・委任契約するのはおすすめできません。 できれば一度スポット相談した後に、帰宅して、一晩寝て、受けたアドバイスをよく復習して、できれば他の専門家にも相談して比較検討して、そのうえで契約するならするというふうにしたほうが良いでしょう。 契約の場合は必ず事前に「直接会って」ください。 会わないで契約するなんて論外です。人間の第六感は結構当たっています。 第一印象で決めるというのもそう間違っていません。やはり直接会って相談して、そのうえで継続的に面倒見てもらうかどうか決めるのが一番です。 あなた自身の問題です。 あなたが主役なのです。我々は脇役、裏方にすぎません。 そのことをはきちがえないでください。 「XX先生に頼めばきっと難局を切り抜けられる」と考えるのは構いませんが、この頼み方が重要です。他力本願的な、丸投げ的な姿勢では解決できません。 あくまでもあなたが主役で、解決のために専門家を「利用する」ぐらいの姿勢で臨んだほうがきっと好結果が得られます。 苦難を楽しみに置き換える効果も倍増します。 そんな考えがあって、あえて、もっともらしい堅い名前をつけず、猫研とか猫次郎とネーミングした次第です。 我々のことが信用できない方は、信用しないで構いません。きっとご縁がないのでしょう。それでいいのです。 人気ランキングに参加しています。クリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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