|
カテゴリ:家族の話
リビングのタンスの上に、私の母の写真があります。
写真は、3年前のもの。膝の上にヨシが乗っていて、2人ともいい顔で写っています。 これが、ヨシと母が会った、最後の写真なんだけど…。 そして、その横に、ヨシが年少時に作った一輪挿しと、黄色の花が置いてあります。 夜、ヨシが抱っこをせがむので「ちょっとだけ」と言いながら抱っこしたんだけど、 その時に、ヨシがタンスの上の写真を見つけました。 「これ、ばぁばの写真だよね?」 「ヨシも一緒にいるね。ばぁばが笑っているからヨシも笑っているんだよ」 …なんて、私に問いかけてきました。 そして、「ばぁばにお花を見せるの」と黄色の花を取ってとせがみ、 「ほら、これ、私が作ったんだよ。ばぁば、見て!」と 写真に向かって花を見せてました。 私は ちょっとビックリしました。 ずっと写真は飾ってあるけど、日頃のドタバタで話しかけることは殆どないし、 最近は周りのホコリすら取っていません(^^;)。 なのに、ヨシが写真に向かって話しかけたり見せたりするなんて、 一体、どうしたんでしょ…? 母の写真を見ると、いつも見守られているような気持ちになるんだけど、 ヨシも何かを感じたのかもしれません。 もし、ここにいるのなら、私たちをいつまでも温かい目で見守ってくださいと 心の中でお願いしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/12/08 12:31:08 AM
|