おそらく最後の助産院
今日は、ヨシとリョウがお世話になった助産院に行って来た。 先月 リョウが無事に卒乳をしたので、その後のケアをしてもらうためである。 ヨシを送り出してから出かけたので、助産院に着いたのは10時前。すでに、待合室には何人かのお母さんと赤ちゃんが待っている。うーん、これは時間がかかりそう…。 一緒に来る子ども達の為におもちゃが置いてあるので、リョウをそこで遊ばせる。リョウが最後に来たのは去年の9月。それまでは乳腺炎をよく起こしていたこともあり月1回以上のペースで来ていたので 我が物顔で走り回っていたのだが、久々に来ると どうも落ち着かないらしい。なんだかソワソワしている。 リョウより少し小さな女の子を連れたお母さんがいて、一緒におもちゃで遊ばせながら話をした。そのお母さんは5人の子どもさんの母だそう。その5番目の女の子を断乳させたので、最後のケアに来られたらしい。あっけらかんとした気さくな方で、子どもの話やおっぱいの話をしながら時間はあっという間に過ぎていく。…でも、なかなか順番は回ってこない(- -;)。 待合室にいると、まだ寝返りを打てないような赤ちゃんがいたり、無邪気にハイハイをする赤ちゃんがいたり。なんだか懐かしい! リョウにもこんな時もあったっけ。なんだか夢のようだなぁなんて思ったりする。 生後2週間の赤ちゃんを連れた方もあり、部屋にいたお母さん達が一斉にのぞき込んだ。生まれ立ての赤ちゃんを見ると、いいなぁ…と思ったりもするが、もう一人は経済的にも体力的にも ちょっとムリかな? リョウがしびれを切らして「帰る~~」と言い始めた頃にやっと呼ばれた。以前は診察室の脱走を何度となく繰り返したのに、今回は大人しい。部屋に入るなり固まって動けない。物怖じしないヤツなのに どうしたのかと不思議になる。 その後も、助産師さんの横で私の手をずっと握りながらリョウは待っていた。 ベッドに横たわってマッサージを受ける。施行して下さったのは今までもずっとお世話になった助産師のKさん。もう完全にしぼんで妊娠前よりも貧粗なおっぱいになっているのに、絞るとまだ出るんだそう。…と言うことは、これよりもぺっちゃんこになるの?と言ったら、前の人(5児の母)もそう言ってたよと言われた。もっとも、その人は巨乳なので、ペチャンとなったおっぱいを上に持ち上げて洗わないといけないのかと嘆いていたんだけど…。 卒乳後のケアは、ホントは基礎体温を見て、ちゃんとホルモンが整っているかを見ながらマッサージをするのがいいらしい。おっぱいが残っているとホルモンが整わなくて基礎体温のグラフも2層にならないでメチャクチャになることもあるらしい。そうこう話をしていると、出てきたおっぱいも初乳のような黄色いものになっていた。奥の方に長い間残っているとこうなるのね。 よく乳腺炎を起こした右はまだしこりがあるらしいが、とりあえずこれで終わりとなった。基礎体温を調べてみて、グラフがちゃんと2層にならなければ来て欲しいと言われた。 一応、リョウのおっぱい育児はこれで終了。最後の記念にと写真を撮ってもらった。 何事もなければ これで助産院ともお別れとなるので、院長のS先生にも挨拶して助産院を後にした。 おっぱいマッサージを通していろんな話をしてストレス発散したり相談にものってもらったりしたので、私にとってはとてもありがたい場所だっただけに ちょっと寂しいけれど、これからも続く育児の中での 一つの区切りを通過したのかなぁと思った。