|
カテゴリ:空手
大会前の追い込みということで恒例の本部特練へ長男とともに。
少年部が中心なのだが、かつてないほどの参加人数で驚くほど。 指導員の方々も大勢参加され、充実した内容(もっぱら組手)で行われた。 私が少年部の選手クラスの子たちとスパーリングをする際、2つのことを頭においている。 ひとつはそれなりに、子供たちにも当てていくということ。 特に上段のガードを重点に指導する。 下段を効かされたり、疲れたり、攻撃を出した直後など、ガードが下がりがちだ。 現在の少年部の大会レベルは非常に高いため、相手はこの隙を見逃してはくれないのだ。 だから、実際に当てる。防具の上からだが、ある程度衝撃を感じる程度に。 子供達は学習能力が高いため、同じミスは繰り返さないようになる。 「口で言えばわかる」原則そうだが、空手の攻防においてはこれは当たらない。 不合理かもしれないが、痛みが教えてくれることは大きいのだ。 そしてもうひとつ、フルパワーで突かせ蹴らせ、自分の攻撃がクリーンヒットしたときの快感を覚えさせるということ。 カットやブロックは行わず、ボディでも大腿でも思い切り攻撃させる。「効く」打撃とはこういうものだと自覚させるのだ。 理屈だけではなく、体感することの大切さ。バーチャル体験が簡単にできる現代だからこそ重要だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月13日 08時24分56秒
|