|
テーマ:海釣り・船釣り(2917)
カテゴリ:カレイ中心の釣行記
カレイシーズン直前、マゴチ、アイナメ狙いで行ってきました。
ホントに色々な事があった一日になりました。 餌屋のカレイ 餌屋によると、なんと餌を入れている水槽の中に木っ端カレイがいるではないですか。 店の人の話によると、これでも大きくなったのだそうです。 「なんせ餌には不自由しないですから」 と言っていました。そりゃそうですよね~。 切れた青イソメなどをやっているそうですが(この店では切れた青イソメはこまめに除いているようです)人がいる昼間は食べないのだそうです。 夜人がいなくなると食べるのでしょうか、朝になっていると餌が無くなっているとか。 「もっと大きくしたいと思っているんですよ」と店の人は言っていました。 次に来るときが、ちょっとだけ楽しみになったかな~。 タモ入れに走る 渡船を待っていると向こうで釣っている人の竿がしなっているのが見えた。 見ていると結構大きそうな予感。 しかしタモを持っていない。 周囲の人も騒いでいるが、どういう訳か誰もタモを持ってきていない。 釣り人は必死に寄せているのがわかったが、上げられそうもない様子。 船はまだ来る気配がない、そこで二人で道具を持ったまま走る。 駆けつけてみると予想外の大きな魚が... 大急ぎでタモ網を組み立て取り込みにかかる。 しかしタモが近づいて来たら魚も必死の抵抗。 少し手間取ったが、無事に取り込み成功! 「これって鮭ではないか?」 顔を見ると鮭、色がすこし違うような気がするが。 仕掛けは...明らかに鮭狙いのもの。 夢追い人さんのページで紹介されているものと同じでした。 さけ、ますの採捕禁止区域(5月1日から12月31日まで)が 設定されている場所があるのですが、ここは該当しないのです。 ただし漁業者以外の方が使うことのできる漁具・漁法が定められていて ・竿釣り・手釣り ・たも網・さで網 ・やす・は具(大きさに制限があります) ・徒手採捕(手づかみ) だそうです。 釣り開始 「あんなのが来るんだな~」なんて言いながら自分達も予定のポイントで釣り開始。 海は、濁っている。 「う~ん、条件はよくない」 予想はしていたけれど、根掛かりも多い。 ドンコが釣れたくらい。 ある程度やってから場所を移動する。 こちらはアイナメは釣れないが、マゴチの可能性はある。 まあ、渋いが天気はいいし風もなく海で過ごすのには気持ちのいい天気。 事件の始まり 突然漁船が堤防すれすれにやってくる。 漁船なんて通る事がないところなのに... 予想外の事態なので竿を上げる暇など無い。 自分が1本、もう一人が2本ラインを切られる。しかも高価なPE。 ひどい! 船は別のところに横付けしている。 あっちは船道に近いので、投げ方によっては漁船に迷惑がかかることがある。 もしかしたら誰かがマナー違反をやったのだろうか、その腹いせに堤防すれすれに 来たのだろうか。なんて話をしていた。 このときは、事態がよくわかっていなかったのです。 糸の処理をして釣り再開。 すると一時間ほどしてからだろうか、今度は反対側から漁船が来る。 通常進路なので最初は気にならなかったけれど、いきなり進路を変えると こちらに向かってきた。 竿は3本出していたが、あっというまに全て引っ掛けられる。 竿を持っていかれないように抱えて、竿向きを調整して負担を軽くする。 全ての糸が高切れしたが、竿を持って行かれなかっただけましか。 ほとんど使っていないラインもあったのに...天秤、仕掛けも失う。 一日にPE 4本は痛いです。 ここは漁船が出入りするところから大きく離れていて、思いっきり遠投できる場所なのに。 さすがに釣りを続ける気は起こらず道具を片付ける。 船はまた堤防に着けている、でもあんな渡船なんてなかったはず。 丘に上がると情報収集。 そしておよその様子がわかりました。 あの船頭は強度のアルコール依存症で飲まないと手が震える程だそうです。 漁協の人が言っても訳がわからなくなり喧嘩になるとか。 それでわかった、あれだけの船なら沖で漁ができるはずなのに渡船をやっているのか。 酒酔いでは漁もだめでしょうね。 前にもわざと糸を切って問題になったという話を聞きました。 近所の釣具屋でも渡船の紹介をしていたけれど、それは漁協からの依頼に協力している からなのかな、と想像しました。 そこまで依存症になるなんて、どんなつらいことがあったかは知らないけれど 段々相手にされなくなり、それがさらに量をふやして...漁ができなくなりという 悪循環になっているような気がする。 最初は「悲惨な釣行」なんてタイトルにしようかなんて思ったけれど、 楽しむ為に行っているんだものね、こんなこともあるさ。 ということでドラマチック??釣行にしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|