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カテゴリ:ワイン醸造用ブドウ栽培
土曜日はヴィニュロンの会の作業日で、今日はシラーの畑でワイヤーの張替えをしてもらっています。シラーの畑のほうも、最新式のステンレスのワイヤーに変更。わたしも少しだけ、参加しました。11月に剪定した切り口をチェックして、再剪定をしました。切り口は消毒したのに、カビが生えているものもあったりして、見直しは必要だと実感しました。
ブドウの木の1本、1本を観察することが、わたしの仕事だと思っていますです。ミノムシがついている木も有ったりして、今からは、また、忙しくなりそう。選定した切り口から、今の時期は樹液が出ます。その透明な水のようなものを「ぶどうの涙」と表現します。 それを利用して、化粧水も売っているサイトを見かけたことがあります。本日、うちのブドウも、たくさん、泣いていました。とても、美しい光景です。樹勢があるものは勢いよく、涙を流します。主幹が細い木は、ゆっくり、しくしくと泣きます。 ところで、「ワインの涙」というのは、ご存知ですか。前のブログでお話したことがありますし、ご存知の方も多いかと思います。「ワインの脚」とも言いますが、ワインを傾けると、ワインの流れた後、グラスの壁に涙のような液体が流れます。この落ちるスピードで、粘度を観て、アルコール度数を測るのです。もちろん、ゆっくりと涙を流すワインが、アルコール度数が高くなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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