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カテゴリ:ワイン醸造用ブドウ栽培
興味がない方には申し訳ないのですが、今日もコンパニオンプランツの話からです。上の画像が勝沼醸造にあったノコギリソウです。「セイヨウノコギリソウでしょう?」「なんか違うような気がします」小林さんも不安そうでしたが、うちには両方があるので、帰ってから確認したら、やはり、勝沼の畑のはニホンノコギリソウ。ちなみに、うちのニホンノコギリソウはもう、花が咲いています。 下の画像が今日、撮ってきたセイヨウノコギリソウです。葉がふわふわして柔らかく、腰の高さまで背が伸びています。先週はチーフは、イタリアンパセリと一緒にハーブバターを作っていましたが、評判が良いようです。残念ながら、ニホンノコギリソウはセイヨウノコギリソウの働きはしないと聞いています。「調べてみます」とは答えましたが、気の毒でまだ、知らせていません。もともとノコギリソウは、日本の山野草として愛されている花ですが、薬効については、わたしはよくわかりません。見た目も、ヤローと呼ばれるハーブであるセイヨウノコギリソウが美味しそうな感じがしませんか。 先日、ノコギリソウにふれたとき、ハーブの達人バーネットさんから、以下のような書き込みをいただきました。 『ノコギリソウは 人の傷薬にも使われますが 隣の植物の病気を 早く治してくれる力があります。 タンジーと同じく 堆肥にとても良いハーブで、 堆肥用の生ごみの中に 葉を一枚切って入れるだけで ゴミの分解を早めてくれますよ。 勿論、葉を鋤きこむことも とてもいいですね。 余りにも繁殖するのでしたら 仕切りをした方がよいのではないでしょうか… 株は、30cm間隔で、間引くか 植え替えが適しています。 若葉は刻んでディップに合いますよ。 傷薬に用いられる程ですから…お肌にも。 道端にも咲いているハーブですから 意外にも人気が今ひとつですが これがどうして、 このように素晴らしい効用の持ち主なんですね。 花はドライにと、幅ひろく使えるハーブでも有ります。 但し、ドライは 黄色か赤が素適。 私は晩秋、 堆肥作りに タンジーと共に用いています。』 (2006/04/08 05:23:33 PM) 勝沼のヴィニュロンたちに、うちの畑の写真を見てもらったら、みんな、ノコギリソウの発育のよさに羨ましがります。私自身にも、ノコギリソウとカモミールの発育のよさは謎です。畑の線虫によいといわれるマリーゴルドも、素晴らしい働きをしてくれたのですが、まだ、発芽が見られません。これは気がかりです。新しいシャルドネの畑には苗を植えたのですが、こぼれだねを期待して、苗を植えなかったのです。時期的に遅れているだけなら、良いのですが。 今日は長くなりましたので、これで終わります。トップページに花芽をつけたシラーの画像をアップいたしました。可愛いでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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