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カテゴリ:ワイン醸造用ブドウ栽培
ゴールデンウィークの初日は、「ヴィニュロンの会」メンバーの主なメンバーが集まり、作業をしました。せいこちゃん達は昼からはあがりましたが、わたしはシャルドネの芽かきを先ほどまでやっていました。暑いので、一息いれます。 昨日の唐辛子入り木酢散布は効果があったようです。グローチューブの中で虫が死んでいました。ただ、新芽の茎に白い卵を産み付けていたので、手でしごきましたが、死んでいるのか、どうか、不安です。2、3日後に再度、点検します。画像は金井さんの畑で見せてもらったカイガラムシの幼虫です。ブドウの皮をはいでいるところには、いなかったのですが、作業が追いついていないところは、画像のような状態です。 金井さんは無農薬でやられていますので、とても、大変そうでした。それでも、ボルドー液と硫黄は使っているのですが、カイガラムシには効果がないようです。ブドウの皮をはぐことが、一番だというお話でした。実際に、こうやって実物をみせていただくことが、勉強になり、有り難かったです。 1回目に紹介した富士山の画像の畑です。枝の結束が終わっていませんが、それとは別に、のびのびとしたものを、感じませんか。ブドウの幹が曲がっているので、カイガラムシがつきやすいそうです。わたしの所も、シラーのほうは、かなり、曲がっているうえ、イボダケの支柱をシャルドネの畑に回すために、早く外してしまいました。小林さんに「3年はきちんと、とめてあげてください」と教わりました。ところが、金井さんの畑のブドウの幹は、曲がっていても、風情があって、自然だと、心惹かれました。それを指摘したら、カイガラムシの話になった訳です。 ヨーロッパの畑で見るブドウの幹は盆栽のようです。もちらん、真っ直ぐではないし、丈も短く仕立てています。高温多湿の日本では、管理をきちんとしなければ、ヨーロッパのブドウ品種は、虫がついたり、病気になったりします。ましてや、無農薬でやられている金井さんのご苦労を思うと、胸が痛みます。 昨日はくらちゃんお誕生日で、金井さんのワインを飲みました。画像の畑に見えるメルローというブドウ品種です。万力という地名にちなんで、万力メルローというワインです。くらちゃんのお誕生日にふさわしい自然で温かい味わいでした。金井さんも、畑も、ふんわりとした優しい感じ。先日の富士山の向かい側は、こんな場所でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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