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カテゴリ:ワイン醸造用ブドウ栽培
今日のコンパニオンプランツは、わがやのチャイブです。これは庭のものですが、ブドウ畑のチャイブはもっと、たくましいです。理由はよくわからないのですが、ブドウ畑の土壌には、ハーブがよく育ちます。ガーデンのほうのものより、野生的です。わたしが目指している土壌との相性が良いのだろうと思っています。チャイブはレストランでも、大活躍です。つぼみが開きかけぐらいのときが食べごろです。美味しいですよ。コンパニオンプランツと言っても、わたしが感覚で選んだだけです。正解だったような気がしています。 今日の画像はルミエールというワイナリーの畑です。前回にご紹介した金井さんの畑の向かい側で、勝沼醸造のすぐ近く。よく知られたワイナリーですが、訪れたのは今回が初めてです。栽培されている小山田さんとは、すでに面識がありました。ビオ栽培にとても、詳しく、力づけられることが多いです。今回の旅に訪れたヴィニュロンたちは、3人とも自然派ワインに造詣が深く、すでにいろいろな試みをされている方ばかりなので、話をさせていただくだけで、勇気がわいてきます。猫のひたいのようなうちの畑でも、知識がない為に、最小限の農薬だけにとどめる栽培は悩みが多いのです。素人のわたしにも、まじめに対応してくれる彼らの温かさに感激です。 どうですか。つたない文章と画像ですが、3人の畑の違いがおわかりでしょうか。小山田さんはイブシ銀のような方です。画像の畑で、それを感じとれたら、いいのですが。歴史を感じさせる地下の古い蔵で、ワインを試飲しながら、彼のうちに秘めた情熱を思いました。3人とも、本当に素敵な青年です。でも、手がけていらっしゃる畑と同じく、出来たワインも、持っている個性は全く違います。おこがましいようですが、読んでいただける方が、「日本のワイン」「勝沼のワイン」というくくりをなくしていただければ、とても、嬉しいです。 最後になりますが、下の画像はルミエールの棚作りの甲州です。今まで紹介したのは、ヨーロッパなどで栽培されている垣根作りです。わたしの畑も、高さは違いますが、垣根作りとなる予定ですが、勝沼に行くたびに、棚作りに魅せられます。この棚作りも、昔ながらのやり方ですが、美しいでしょう?今、話題の甲州種のワインは、湿気が多い日本で最も適している棚作りで栽培されてます。機会があれば、ぜひ、お試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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