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カテゴリ:ワイン
雨あがりのくちなしこの山を開くとき、まっさきに自宅から持ってきたのが、「くちなし」です。3株ありますが、1メートルは越える丈になりましたから、大株のほうですね。これからが、難しいのかしら。今年はニンニク木酢を何度が、散布したので、虫食いが少なく、花も大ぶりです。 男性にこの香りが好きだという方が多いですね。ポプリ用に摘もうかと思うのですが、雨はまだ、降り止みません。ただし、くちなしはますます、元気です。以前にご仏前にお供えして、住職から注意を受けました。「仏さまが、むせるよ」、なるほど、確かに。それからは、お仏壇にはあまり、強烈な香りのものは、あげません。 昨日はレストランのテーブル花にさしてあったので、「つぼみ以外は、目の前に置かないほうがいいいわね」と話しました。状態が良いせいか、1輪でも、インパクトがあります。お茶にはいいけれど、食事には厳しいです。先日のユリのアレンジも、レストランからは、はなして飾っています。 ワインを勉強するようになってからは、香水はつけません。香りのものは大好きなのですが、距離感がいりますね。知らず、知らずに嗅覚をかばっているようです。話の続きで、「くちなしの香りのワインって、ありますか」って、聞かれたのですが、わたしはロワールのシュナン・ブランという品種をあげました。 ただ、ワインの場合は、くちなしや、花梨、ジャスミンなどの白いはなの香りが含まれるということであって、はちみつや、バニラ、トロピカルフルーツなども合わさった時に、とても、素敵な香りになるのです。香水やポプリなども、同じなんでしょうけれど、複雑さのひとつの部分。香りの奥行きの一部といった微かなもの。ロワール地方の甘口、シュナンブランの古酒。飲んで、「くちなしの香り」を確認してみたいわ。ふふふ。
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