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カテゴリ:ワイン醸造用ブドウ栽培
「ダツリュウじゃないでしょうか」という電話の返事に、頭の中で漢字を変換するのに、数秒かかります。ブドウ栽培を始めてから、初めて知る語彙の殆どが、耳から入るので、最初は戸惑いました。 教えてくれる相手は、素人相手だということで、やさしく説明をしてくれるのですが、それでも、聞き返すタイミングが悪いと、後で苦労します。今回はネット上でも、1回で、検索できたので、上出来です。 「コウモリガ」と「テッポウムシ」が同じものだと気がついたのも、今年に入ってからです。こちらの農家の方に「コウモリガにやられた」と言っても、通じなかったのですが、「テッポウムシにやられました」と言えば、話は早いです。畑の言葉は、身近な言い回しも覚えないといけません。 ダツリュウですか?「花ぶるい」した後、生き残ったブドウの房の実が、先週からポロポロと落ちています。ガックリです。この湿度では無理からぬことのようにも思えますが、病気なら薬を散布しようかと、状態を説明し、相談をしました。 「脱粒」とはブドウの生理現象のようです。「花ぶるい」と同じです。ブドウの木が自分で実の粒を落としているのなら、なすすべはありません。うちの畑のシラーの実が、今年、どれくらい、残るのかは見当がつかないです。茎のベト病の可能性もあるので、心配は続いています。 葉の状態も、最悪の時期です。昨年の経験がなければ、思いっきり、落ち込んでいたでしょうね。梅雨明けをしたとたん、健康になったブドウの力を信じて、わたしも元気を出します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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