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テーマ:ヨーロッパ旅行(4254)
カテゴリ:クロアチア
今回私たちが参加したクルーズは、日曜日の夜に、Koper(スロベニア)を出発し、Pula、Zader、Split、Korcula、Dubrovnik (以上クロアチア)、Kotor(モンテネグロ)に寄航し、再び北上してPloce(クロアチア)経由で日曜日の朝にKoperに戻るというコースでした。でも、私たちは、Koperには戻らず、Kotorで下船し、Dubrovnikの近くの町Cavtatで数日過ごすことにしました。つまり、途中で下船することも可能なわけですが、その場合でも、もちろん全行程の料金を払わなくてはいけません。 詳しい日程、料金等に興味のある方は、こちらをどうぞ。 このクルーズは、英語とフランス語が公用語で、アナウンス等はすべて英仏二か国語。オプショナルツアーも、英語グループとフランス語グループに分かれていました。乗客は、イギリス人とフランス人が大半を占めていたような気がします。クロアチアにとって、ドイツ人が一番多い観光客なのですが、船の中では、ドイツ語は、うちの子供達が話しているぐらいで、他には耳にしませんでした。 乗客の平均年齢は。60歳を超えていたと思います。わが家族が、平均年齢を下げるのにものすごく貢献したのではないかな? 10歳以下は、我が家の3人のほか、もう1人、2歳の女の子がいました。偶然にも日本人だったんです。フランス在住の方で、お子さんと日本から見えたご両親と一緒に参加されてました。 アジア人は、私と彼女の家族だけでしたが、レストランのウエイターは、何故かほとんどがインドネシア人でした。シェフもインドネシア人で、きっとグループで、こういうクルーズのレストランで働いているのかもしれませんね。インドネシア人のウェーターさんは、やたら日本語で話しかけてきてくれました。日本人のよく参加するクルーズで働いていた経験が多いのかなー。 今回の旅行は、すべて義姉が計画を立ててくれたのだけど、当初は、船を借り切って、クルーズする予定でいました。でも、小さい船だと、船酔いをしてしまう恐れがあるので、ある程度の大きさの船でないといやだ、という反対意見が多く、船をチャーターする案は却下。また、当初は、クルーズの行程にベニスも含めていたのだけど、地元の旅行会社の人に、スロベニアからイタリアのベニスにかけての海岸線は退屈で、お金がかかるばかりで、お勧めしない、と言われたそうです。まあ、それで、今回のクルーズに落ち着いた、というわけ。 主要ポイントをほぼ網羅しており、1週間で効率よく見てまわれるので、お勧めできます。 難点は、幼児用のメニューはないし、子供料金もないので、費用対効果を考えると、小さい子供連れにはあまり向かないです。私たちは、いろいろなオプショナルツアーに参加したました。惠子は、ガイドさんの話を興味深く聞いていたけど、賢浩は退屈してしまい、「早く、泳ぎたーい!」とそればかり連発。参加料金がもったいなかったです。 あと、朝はビュッフェ、昼と夜は、コースメニューなんだけど、それほど感激する味ではなかったかな・・・。3食付きだけど、飲み物は別会計。コースメニューだから、いつもワインをオーダーしてしまうわけで、1本15-18ユーロぐらいだったかな? 5月は、時期的には早いかなーと思ったけど、一番いい季節だったかもしれない。 遺跡を見てまわることも多いのだけど、とにかく暑い。それにどこも観光客でいっぱいで、ガイドさんの説明の声が聞こえない。 これが、7月8月になると、もっと暑いし、もっと人が増え、Dubrovnikなどはスシ詰め状態になるらしいです。 ただ、ビーチで泳ぐのが目的なら、5月は泳げなくはないが、海の水はまだ冷たいので、6月以降がお勧め。船にも小さいプールが付いていたけど、泳いでいたのは、うちの子だけでした・・・。 どこの観光地でも、目に付いたのが、「修学旅行」のクロアチアの子供達。小学校4-6年生ぐらいかな? 5月6月は、クロアチア国内で、子供達の修学旅行シーズン。驚いたのは、たくさんの子供が、携帯電話で写真を撮影していたこと。小学生なのに、カメラ機能付きの携帯電話がすごく普及しているのに、びっくり。ガイドブックに寄ると、クロアチアでは、回線電話より、携帯電話の普及率のほうが高いのだそうです。 クロアチアは、海もきれいだし、世界遺産に指定されている素晴らしい遺跡も多く、予想以上に素晴らしかったです。どこに行っても(モンテネグロでさえ)、日本人の団体観光客に出会いました。日本でも、今、クロアチアって、ブームになっているのだそうですね。 この国が、10数年前まで戦争していたなんで信じられません。観光地はどこもきれいに修復され、通りもきれい。クロアチアの海はほんとうに透き通っていました。これは、国内に重化学工業がなく、汚水を垂れ流す工場が存在しないためだそうです。でも、逆に言えば、産業がないわけで、観光は大切な収入源になっています。観光地にいたせいか、物価は、ドイツとあまり変わらないなーという印象を受けました。 次回からは、各地の情報をお届けします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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