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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ・ドイツ語・ドイツ人
6月に入ってから、どんよりした天気が続いている。 今日の最高気温は15度で、最低気温は8度の予報。昨日よりは少し暖かい。 賢浩は、こんな天気でも、膝丈のズボンで、友達のお母さんに、「そんな格好で寒いでしょ。長ズボンをはきなさい。」と言われていた。 寒がりの私は、家の中でも、長袖のセーターにフリースのジャケットといういでたち。着込んでいて恥ずかしいので、急な訪問者に対応できない。今日も、午後、誰かがドアベルを押した。惠子にでてもらったら、惠子と同じ学年の子だったらしい。用件は、「花を買ってくれ。」ということ。お小遣い稼ぎのために、自宅の庭からとった切り花を「訪問販売」しているようだ。日本だったら、そんなことやめなさい、と親が注意しそうだが、私が見る限り、ドイツでは、自分の物を売って子供がお小遣いを稼ぐことは、おかしなことではないようだ。 ところで、昨日は、惠子の学校は全日休講だった。なぜなら、アビトゥアと呼ばれる卒業試験(この成績により、大学進学が決まるようだ)があったから。そして、アビトゥア2日目の今日も、1時間目と午後の授業がなくなった。 今月から惠子のクラスの英語の先生が産休にはいり、別の先生がクラスを受け持つことになったのだが、今度は、今月いっぱいで定年退職の先生がいるので、その先生の穴を他の先生方で埋めるというお知らせをもらってきた。65歳になった月に先生も定年退職するなんて、びっくり。先生が、年度の途中でやめるのは問題にならないのか? 先生に2人欠員がでたが、他の先生方でその穴を埋めることがなんとかできたようだ。だけど、これまで以上に先生のやりくりが大変になるので、先生が病欠になったら、すぐに休講になってしまのかもしれない。 惠子がギムナジウムに行くようになってから、それまでギムナジウムに抱いていた期待が幻滅に変わった。ドイツの教育制度って、どうしようもないな、というのが正直な感想。 ところで、昨日の夕食は、「白アスパラガス」だった。ドイツでは、緑のアスパラガスより、白いアスパラガスの方が人気がある。私も白アスパラガスのファン。つい先日、アメリカのブッシュ大統領がドイツを訪問した時、メルケル首相との共同会見で、「ドイツのアスパラガスは、素晴らしかった。」と感想を述べていた。 このアスパラガスは、夫が通りがかりのスタンドで買ってきたのだが、 売り子はポーランド人で、この時期、3ヶ月だけ、ドイツに出稼ぎに来ているらしい。白アスパラガスの収穫時期には、たくさんのポーランド人が出稼ぎに来ると聞いていたが、それは東ドイツの話かと思っていたが、そうではなさそうだ。 昨日は、アスパラガスを堪能した後、ドイツ対オーストリアのサッカーの試合をテレビ観戦。双方の監督がスタンドから観戦を余儀なくされた。ドイツが、バラックの素晴らしいフリーキックで辛うじて勝ったが、ドイツのマスコミは、特に監督とゴメスに対し、とても辛口の批判をしている。優勝候補と言われていたドイツチームには、クロアチアに負けてしまったことで、ものすごいプレッシャーがかかってしまったのだろう。次は、ポルトガルとの試合。昨日とその前の試合で、ドイツチームに対する過度な期待が薄れたし、たぶん、ほとんどの人がポルトガルが勝つと思っているだろうから、ドイツチームは、もう少しのびのびプレーできるかな?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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