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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2008年06月26日
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テーマ:海外生活(7774)

昨日のEURO2008の準決勝、ドイツ対トルコは、3対2でドイツの勝ち。

トルコは、負傷者やファウルで出場できない選手が9人もいたそうで、試合前はドイツの楽勝ムードがあったけど、先制したのはトルコ。その後すぐにドイツも得点し、1対1のまま前半終了。 途中、ちょっと目を離して、またテレビの前に戻ってきたら、トルコとドイツの選手双方が負傷して、コートサイドで手当てを受けているシーンが流れていた。どうやらヘディングをして、お互いぶつかったようだ。トルコの選手は、頭から血を流していて、ホッチキスのようなもので、傷口をふさいでいるシーンがあった。とても痛そう・・。試合自体も、エキサイティングで、見ているのが怖くなったほど。

後半、すごく盛り上がった所で、いきなりテレビがブラックアウト。雷がおちたのか、中継回線が故障したらしい。すかさずラジオをつける。クローゼが得点したのだが、その瞬間はテレビで見ることができなかった。ようやく回線が復旧したかと思ったら、トルコが得点。その後、また回線がおかしくなり、音声が途絶え、映像だけ。音声はラジオで補う。試合終了間際、ラームが得点し、ドイツがまた1点リード。最後は、トルコのフリーキック。外れてしまったので、万事休す・・・。とまあ、かなりスリルのある試合内容だった。でも、トルコも健闘したし、納得の試合だったと思うので、場外乱闘にはならずにすんだと思う。

ドイツには、たくさんのトルコ人が住んでおり、わが町にも、モスクがある。モスクの前に大型スクリーンを設置して、トルコ人はそこで観戦していたようだ。惠子は、学校で、「今日の夜は、外を出歩かないように。」と言われたらしい。警官も、万が一に備え、待機していたようだ。

試合の後、お決まりの、自動車のクラクションと打ち上げ花火。かなりうるさかった。

賢浩は、最後まで観戦していて、「やったー、ドイツが勝ったから、明日は学校で、ドイツ国歌が歌えるぞー」と喜んでいた。ドイツ国歌を歌いたーい!と先生に言ったら、「準決勝でドイツが勝ったら、みんなで歌いましょう」と言われたのだそうだ。先日、賢浩にせがまれて、ドイツ国歌の譜面と歌詞をノートに書いてあげた。それを学校に持っていって、先生に見せたら、先生は、教室の壁にそれを貼ってくれたのだそうだ。

今日は、朝、「ドイツ国歌がみんなで歌えるぞー」と喜んで学校に出かけていった。これを日本に置き換えて考えてみると、不思議な気がする。日本では、卒業式で、国旗掲揚や君が代を歌うのを右翼的だと反対する教師もいるのに・・・。

ドイツ国歌は、「Einigkeit und Recht und Freiheit」で始まり、「団結と権利と自由を
祖国ドイツの為に!」と歌っている。しかし、現在歌われているこの歌詞は、3番。1番と2番は、歌詞に問題があるので歌われていない。特に1番は、「ドイツよ、全てに冠たる、
世界に冠たる我がドイツよ!」という内容で、領土の範囲を歌っているので、こんな歌詞を国歌にしたら、国際的に問題になってしまう。国歌というのは、背景を考えると、多かれ少なかれ、国家繁栄を願い、鼓舞する内容になっているので、「右翼的」なものなのかもしれない。でも、現在では3番しか歌われていないし、目くじらを立てる人なんてドイツにはいないのでは??賢浩やそのクラスメートが喜んでドイツ国歌を歌っているのを聞くたびに、いつも日本の君が代との対比を考えてしまう。






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最終更新日  2008年06月26日 16時03分56秒
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