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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ・ドイツ語・ドイツ人
最近、暑い日が続いており、夕方には、雷雨・・というパターンの日が続いている。 昨夜は、熱帯夜の地域もあったようだが、私の住んでいる地域は、夜間は20度以下。1階で寝起きをしている私の辞書には、「寝苦しい」という言葉はないのだけど、2階の東南向きに部屋がある惠子は、「暑くて、寝れない」というので、地下のホビールームで寝させた。外がどんなに暑くても、地下の部屋はひんやりしていて、長時間いると寒いぐらい。朝方のぞいたら、惠子は蒲団を頭からかぶって熟睡していた。 そんな1日だったので、昨日は、子供3人をプールに連れて行った。ニコちゃんは、水を怖がり、水深15cmの幼児用プールにさえ入るのを拒否して、いつも大泣きだった。しかし、昨日は、最初は私にしがみついてプールサイドで泣いていたニコちゃんだったが、しばらくすると、自分からプールに入り、水でバシャバシャ遊び始めた。ものすごい進歩!それだけ、暑い日だったのか、それとも何度もプールに連れて行くうちに慣れてきたのか?とにかく、浅いプールで元気いっぱい遊んでくれるようになって、良かった良かった。 プールに行くと必ず知った顔に出会う。知り合いでなくても、「あれ、あの人どっかで見た顔だなー」と思うことが多い。「あー、スーパーでレジをしている人だ。」とか「小児科の受付けの人だ」とか、そんな感じ。とにかく狭い社会なのだ。ドイツの屋外プールは、かなり広い敷地で、芝生でピクニックすることもできるので、1日中そこで過ごす人もいるし、毎日来ている「常連」も多い。バドミントンやバレーボールをしている人もいる。 惠子や賢浩の学校の先生も家族連れで来ている。うちの子供達が通う学校の先生は、ほとんど地元に住んでいる。夫婦ともに同じ学校の先生で、その子供も同じ学校に通っている、なんてパターンもある。だから、プールに限らず、買い物や郵便局に行っても先生に出くわすことが多い。私が先生だったら、休みの日に家族連れでプールにいるのを生徒に見られたら、なんとなく気まずい感じがするような気がするが、ここでは、日常茶飯事。なんだかとっても不思議な世界。 もちろん、先生たちも、最初から地元に就職できるわけではないのだが、希望を出しておき、空きが出たら、家から歩いて(もしくは、自転車で)通えるような学校に「転勤」するのが一般的らしい。先生の転勤は、そういう理由が多い。本人の希望がない限りは転勤はないので、「公務員」である学校の先生は、退職まで、「職住”超”接近」というぜいたくな環境を謳歌できるのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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