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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ・ドイツ語・ドイツ人
昨日は、18年前に東西ドイツが統一した日で、祝日だった。今週末は3連休になるので、夫は、「フランスに行って、オイスターを食べてこよう!ワインを飲みに行こう!」と一人で盛り上がっていた。しかし、惠子に予定が入っており、実行できなかった。
ドイツでは、オイスターをまず見かけない。オイスターに目のない夫は、何かと言うと、すぐに、フランスに行こう!という。残念ながら、食生活は、フランスの方が断然上だと思う。ドイツのおいしいものってすぐには頭に浮かばない。ワインもフランス産のほうがおいしいと思う。ソーセージは確かにたくさん種類があるけど、「どんな肉が使われているのかわからない」という理由で、ソーセージを一切口にしないドイツ人の友人もいる。確かに、ソーセージを作る過程をテレビで見ていたら、こんなに肉以外のものが入っているのか!と驚いた。 食の安全といえば、やっぱり中国産のものは怖い。こちらでは、アジアショップなどに行かない限りは、中国産の食品はそれほど売られていないと思うが、我が家では、深刻な問題。 先日、香港の義父母から、「送った荷物の中に、ホワイトラビットキャンディーが入っていると思うが、絶対に食べるな。すぐに処分しろ。」とのメールをもらった。ホワイトラビットキャンディーは、中国語では確か、「白兎糖」という。日本で言えば、不二家のミルキーみたいなキャンディー。それに、問題の牛乳が使用されていたそうなのだ。うちの子供達はこのキャンディーが大好きで、今までもよく送ってきてもらい、食べていた。今までのものは大丈夫だったのだろうか?とすごく心配。 また、香港では、鴛鴦茶と呼ばれる、コーヒーとミルクティーをミックスした飲み物が結構一般的。インスタントのパウダーも売られているのだが、そこに使われている脱脂粉乳にメラミンが含まれている恐れがあるので、もし、家にあったら飲むな!というメールも届いた。 香港の義母は、「身体にいいから・・」と言って、薬膳スープの材料をよく送ってくれる。先日は、「霊芝」を送ってきて、「2-3スライス水に入れ、2時間ほど火にかけてお茶を作り、毎日飲みなさい。」と指示された。そして「とっても高価なものだから、無駄にしないように!」と釘を刺された。でも、ものすごく苦くて、まずい!なくなったらまた送るから・・なんていってくれるのだが、一生かかっても使い切れないかもしれない。 義母に限らず、中国人は、日本人以上に漢方や薬草(?)の力を信じ、身体にいいと思われるものを積極的に取り入れている。健康に人一倍気を遣っている義母は、メラミン騒動を、「そんなことを考える人がいるなんて信じられない。最近の中国人のモラルの低下には目を覆いたくなる。」と嘆いていた。世界に誇れる食文化をもった国の人たちなのに、本当に残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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