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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:家族
今日は、夫が委託先に通う最終日。これで朝4時半起きの生活ともおさらばできると思うとうれしい。
ドイツでは、自分が退職する時に、職場でみんなに振舞う習慣があるようだ。会社によって違うようだけど、夕方5時ぐらいからSekt(ドイツのシャンパン)とともに軽食を提供したり、朝9時ごろに朝食を振舞ったりする。 夫は正社員ではないので、いちいちそういうことをする必要があるのかと思うけど、前回は、ケーキを4台分も焼いた。 「この前のケーキは、切り分けるのが大変だったので、今回は、マフィンのように簡単に手で取れるものがいいんだけど・・・」とリクエストされた。 今週になり、ニコちゃんが風邪を引いてしまい、火曜、水曜と幼稚園を休んだ。夜中も咳のため何度も起きるし、熱で頭が痛いのか、泣くので、私は寝不足気味。でも、朝4時半には台所に立っていなくてはいけない。夫は、朝からハイテンションで声をかけてくるのだが、それが余計癇に障る。夫から、マフィンを焼いてくれ、と言われた時も、「えー」と思いっきりいやそうなリアクションをしてしまった。 しかし、昨日、ニコちゃんが昼寝をしている間、マフィンを48個焼いた。 昨日の夕方、賢浩のトランペットの発表会があった。6時開始で、15分前に音楽学校の本校の大教室に集合だった。音楽学校本校は、隣町にある。それで、恵子に付き添わせ、バスで行ってもらった。賢浩は、私とニコちゃんが行けないので、「観客が少ないなー」とがっかりしていたが、仕方ない。夫には、会社から直接会場に行ってくれるように頼んだ。 午後7時ごろ夫が2人を乗せて車で家に帰ってきた。賢浩が、「ママ、今日は1曲目上手に吹けたけど、2曲目は失敗しちゃったよ。」と言った。「でも、パパは、遅れてきて、1曲目を聞いてもらうことができなかったの。残念。」 そして、「パパが、ケンタッキーを買ってきたの。みんなでチキン食べよう!」と嬉しそうに言った。 夫はケンタッキーフライドチキンに目がない。大好きなのだけど、ドイツでは、ほとんど見かけない。今まで、フランクフルト郊外で1回見ただけ。ところが、今日、渋滞に巻き込まれ、いったんアウトバーンを下りて、迂回していたら、ケンタッキーのお店を偶然見つけたらしい。「これを逃しては、次に食べられるのはいつになるかわからない。」と思ったそうで、躊躇なく店の前に止まったそうだ。 それにしても、こんな大量なチキン。私が作った夕飯はどうなるのか! それに、ケンタッキーに寄らなければ、賢浩の演奏に間に合っただろから、そう思うと余計に、「子供の発表会よりケンタッキー? ありえない!!」と腹立たしく思った。 その後、夫に、「明日、会社に持っていくのは、これでいい?」とマフィンを見せた。 「えー、そんなに焼いたの? 君はこのごろ不機嫌だったから、焼いてくれないのかと思ってたよ。だから、買っちゃったよ。」とあっさり言われた。 えー、私の苦労は何だったの・・・ありえなーい!! 今日の夜、音楽学校で、先日コンクールに出場した子を集めたコンサートがある。恵子も出るのだけど、恵子にはバスで現地に行ってもらい、夫に会社のあと直接コンサートに行くようにお願いした。 夫は、「コンサートは7時からでしょ。僕がいったん家に帰ってきて、それから君が車で行けば?」と言った。 「私は、本番で恵子の演奏を聴いたが、あなたはまだ恵子の演奏を伴奏つきで聴いたことがないでしょ。」と説得したけど、本人がいる前で、「なんで僕が行かないといけないの?」みたいなこと、普通言うかな? 昨日は、真央ちゃんの活躍をテレビで見逃してしまった。スケートは、時差の関係で、こちらの午前2-5時ごろになる。でも、昨日は、その時間ニコちゃんの看病で起きていたのに、すっかり忘れていて、すごーく悔しい。夫を送り出し、インターネットでニュースを読んでいて、気づいた。急いでテレビのスイッチをつけたら、安藤選手の演技は見ることができた。みんなの演技終了後、ハイライトシーンを放送するかな?と思っていたら、カタリーナ・ビットが解説者として少々コメントして、すぐにアイスホッケーにプログラムが切り替わってしまった。 フリーの演技は絶対に見逃さないようにしなくては! 明日から4時半に起きる必要はないのだけど、真央ちゃんを応援するためなら、3時起きでも苦にならないわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月25日 14時26分08秒
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