|
カテゴリ:家族
昨日は、恵子と賢浩がアメリカに出発するので、朝、チューリッヒ空港まで見送りに行った。
ドイツでは、市街の道路は時速50km規制で、町と町の間の道は、特別表示がない限り無制限。家を出て、町を突きぬけ、山道に入るのだけど、その手前は人家もないし、直線なので、みんなそこでスピードを上げていく。夫が運転していたのだけど、いきなりフラッシュが光った。なんと、町を出る手前ぐらいにスピード違反を取り締まるためのカメラが設置されていた。最近できたようで、私たちは知らなかった。 30km以上オーバーで免停になったらどうしよう、とか、今回の罰金はいくらだろう・・・とか、そんなことばかりが頭によぎり、テンション急低下。 「標識をよくみなよ!スピード違反で捕まるの、これで何回目?」 「あんなところにレーダーがあるなんて知らなかったんだよ。そんなに文句を言うなら、お前が運転しろ!」とそんな不毛な言い争いが夫婦間で続き、子供たちもしらけムード。 でも、ニコちゃんだけは、かわいいおしゃべりを続けていて、それにつられて、車内の空気も徐々に回復していった。 重い気持ちでスイスに向かったのだが、空港での手続きもスムースで、空港もすごく近代的できれいで、再びテンションアップ。 今回、賢浩は付き添いが着くが、恵子は乗り継ぎも含め、すべて一人で対応しなくてはいけない。席も賢浩と離れている。特に、ロンドンでの乗り継ぎを、すごく心配していた。私もドキドキだった。 今まで何度も飛行機に乗っているけど、私と一緒かアテンダントがおり、搭乗ゲートへの案内、乗り継ぎ便への案内、入国書類の記入、荷物の受け取り等すべて手伝ってくれる人が周りにいたわけだが、今回、恵子はまったく一人でそれをこなさなくてはいけなかった。恵子も賢浩も乗り物に弱いのだけど、恵子は、今回のフライト中、2度も吐いたそうで、きっと緊張していたことも影響したのだろう。 それでも、無事着いたとの連絡を受けてほっとした。 ところで、最近、ガソリンの値段が本当に高い。スイスのほうがドイツに比べ、ガソリンはかなり安いので、給油するつもりでいた。ところが、我が家の車はディーゼルエンジン。ドイツでは、ディーゼルのほうが普通のガソリンよりリットルあたり、10円ほど安いが、スイスでは、ディーゼルのほうが高くてびっくり。ドイツで給油したほうがよほど安い。ドイツでは、ディーゼル車のほうが人気が高く、車の値段も高いが、スイスでは、ディーゼル車を持つメリットはないのかもしれない。 スイスは、ドイツと違い、「スピード無制限」区間がない。一般道路は時速80km、高速は120kmまでしか出せない。行きに、いきなりスピード違反の写真をとられてしまったので、すごく慎重になった。ドイツでも、スイスでも、あちらこちらにスピードガンを持った警官が立ち、取締りをしていた。 夕方、東京から来る姉妹を迎えるため、Stuttgart空港に行った。こちらも定刻どおりで、すべてスムースだった。 最近、蒸し暑い。今日も25度ぐらいまで上がり、湿度も高いので、不快指数マックス。しかし、姉や妹は、こんなのは不快とは言わない、と言っていた。からっとしたさわやかな夏をお届けしたかったのだけど、今週は曇天で湿度が高い日が続きそうだ。それでも、東京の夏に比べたら、何倍も過ごしやすいのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|