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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ・ドイツ語・ドイツ人
恵子は、2週間前に15歳になった。ドイツでは、14歳までは、公共交通機関は子供料金。子供が親と一緒に旅行する場合は、2名まで無料。私たちは、滅多に電車で旅行しないので、今までドイツ鉄道の割り引きカードの存在は知っていたが、持ってはいない。
恵子は、学校に電車で行き来することも増えたが、友達と帰ってくるときは、だいたいBaden-Wuerttembergチケットという、お得なチケットを使っていたし、一人でも、子供料金だったので、割り引きカードは持っていなかった。しかし、15歳になり、大人料金になるので、いつでも25パーセント割引きになる、Bahn25というカードを買うつもりでいた。これは39ユーロで1年間有効。 ところが、恵子がお友達から、若者向けの25パーセント割引きのカードがあると教えてもらったそうだ。調べたら、初回に10ユーロ払えば、18歳になるまで有効なカードで、これさえもっていれば、25パーセント割引きになる。そんなお得なカードがあったなんて・・・・。早速恵子のカードの手続きをした。 今週の土曜日に、恵子は、Bundeswettbewerb Fremdsprachen の中国語の部門に参加する。その電車の切符を昨日買いに行った。一番安い切符を買ったが、それでも、普通に買えば200ユーロ以上。でも、「Jugend BahnCard 25」があるので、161ユーロだった。これだけで、すでにカードの申し込み代金がペイできている。持っていて絶対損はないから、賢浩の分も申し込んでおこうかな、と思った。 昨日は、切符を買った帰りに、役所に行って、恵子の奨学金の申し込みをしてきた。ドアをノックしたら、「(Guten)Morgen!(おはようございます)」と聞こえたので、ドアを開けた。部屋の中には、3人いて(二人は机に座り、一人は、その前に立って3人で話をしていたようにみえた)、再び、「Morgen!」と言われた。そのまま中に入ろうとして、また「Morgen!」と言われたところで、初めて、「Morgen」(おはよう)ではなく、「Moment(待って)」と言われていたことに気がついた。赤面・・・思い込みとは恐ろしい。 その後ドアの前で20分立ったまま待った。中から人が出てきた。しかし、廊下で待っている私に見向きもせず、隣の隣のドアの中に消えた。接客中だと思っていたのに、同僚と話していて、客(?)を20分以上も待たせるなんて、ここが大阪市だったら、市長に訴えてやるところなのに・・・と思った。その後、中から「どうぞ」という言葉がかかるのを待ったが、10分待っても何も言われないので、もう一度ノックしたら、「どうぞ」と言われた。 書類を渡しながら、「奨学金の申請をしたいのですが」といったら、「わかりました。後で確認します。」といって、書類の中を確かめることもせず、机の脇に置かれた。それで、「書類が揃っているか、確認してもらえますか?」と聞いたのだが、「あとで見ます。」とまた言われた。「でも、記入の仕方がわからなくて、空欄にしているところもあるのですが・・・」と食い下がったが、「不備があるようなら、あとで連絡します。」と相手も譲らなかった。結局、30分待って、書類を渡しただけ。これで、サインが1箇所足りない、とか、この書類のコピーがない、とか、そういう些細なことで、呼び出しがかかる。それを避けるために、わざわざ持参したのに、役所の対応に腹が立った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月25日 17時01分09秒
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