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カテゴリ:中国
恵子の中国旅行まであと1週間になった。
しかし、いまだに語学研修先のパンフレットも日程表も何も送られてこない。 もしかして、何の情報もないままなのだろうか? 事務局とのやり取りは、生徒に直接メールでくる。私は、恵子からの転送メールで事情を知る。 空港へはお世話係の中国人の学生が迎えに来てくれるらしいのだが、その大学に通う学生なのか、一体どういう人でいくつぐらいなのかも全然知らされていない。空港で出会えなかったら、どうなるんだろう? 今まで恵子は何度も一人旅をしているが、それはアメリカや日本へで、親戚が身元引受人になってくれていたから、全く問題はなかった。しかし、今回は知り合いがいない土地で見ず知らずの人にでむかえてもううわけで、ものすごく不安。 中国政府がスポンサーになってくれるのは、一番「安い」寮の部屋を基準にしているのだが、それではきついので、事務局は冷房付きの部屋を予約してくれたそうだ。差額は自分で払わなくてはいけないらしく、いったいいくらお金を持たせていいのかもわからない。そのほか、生活費として1日3ユーロほどのお小遣いをもたせたほうがいいというアドバイスがあった。スリも多いらしいので、治安に関しても不安だ。 恵子は今一生懸命中国語を勉強しているけど、私には、楽しみよりもストレスのほうが大きい。 昨日、外国語大会の決勝戦のお知らせがメールがきた。9月30日から10月2日の日程。10月2日の夜に表彰式がある。東アジア言語大会は、宿泊先はユースホステルで、表彰式の会場はVHSだった。しかし、外国語大会は規模も参加者も多く、宿泊先はかなり豪華なホテル(二人部屋)。表彰式会場はケルンの商工会議所。学校へは欠席届を出しておいてくださいとあったが、もし、スイスの大学に入学できた場合、入学早々3-4日も授業を休んでもいいのだろうか?恵子が入学希望しているスイスの大学は、語学の高校で習うものというスタンスで、大学では語学の授業はない。そういう大学が、理解を示してくれるのだろうか? とにかく、決勝戦への参加についても中国にいく前に書類を記載して送らないといけない。 しかし、もっと大切なのは、大学に願書を出すこと。これは絶対に中国に行く前に終わらせていないといけない。現在恵子は、ドイツの大学をピックアップしている最中だが、とりあえず、「生化学」「地球環境学」「ナノテクノロジー」の3つに絞り、それぞれの学科について2校づつ応募する予定でいるようだ。ハイデルベルグ大学は、成績のほか、なぜその学科を志望するのか理由を書かなくてはならず、複数の学科に応募できるが、そうすると志望動機の整合性が取れなくなるので、一つだけにする予定。書類選考のあと、口答試験に呼ばれ、それで合否が決まるそうだ。それ以外の大学は、成績表が重視されるので、恵子の場合は、間違いなく合格できると思う。問題は、入学許可が下りたら、どこをを選ぶか?ということ。 私は「せっかく1,0なんだから、医学部にいけばいいのに・・・」という気持ちが捨てきれない。しかし、医学は恵子の興味の対象外。薬学部も進めたのだが、薬学部のほとんどは薬局に勤めることになるそうで、それも興味ないといわれた。生化学を勉強して、将来どんな道が開けるのか、私にはぴんと来ない。 とにかく、中国に行くまでに解決しておくことがたくさんあって、恵子は本当に忙しい。でも、抜けていることが多くて、「これはどうなっているの?」と確認すると、「あっ、忘れてた!」と言う返事も多い。私のほうが、ストレスがたまって、いろいろなことが間に合うのかと心配。 ただでさえ、できの悪い息子二人に苦労しているのに、恵子の心配もしなくてはいけないとは・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月30日 23時50分52秒
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