ドイツでマルチリンガルを育てる

昨日のワールドカップの決勝戦、ほとんどのドイツ人はテレビ観戦していたんではないかな？
表彰式の後、すでに午後１１時半ごろだったけど、あちこちからクラクションを鳴らす音や爆竹が聞こえてきた。打ち上げ花火をあげている人もいた。こんな田舎の小さな町でもこんなにお祭り騒ぎなのだから、大都市ではさぞかしすごいことになっていたのだろう。
ニコちゃんも一緒に観戦していたが、延長戦にはいり、さすがに寝てしまった。
賢浩は最後までみていて、テラスで爆竹をならしていた。
今日は、通常通り朝７時半から授業だったが、３人がおきれなくて、１時間目を欠席した。
顔にドイツの国旗をペイントしてきたり、黒いTシャツに赤いズボン、黄色いソックスというドイツカラーで登校してきたクラスメートもいたそうだ。
ニコちゃんは、ドイツのユニフォームを着ていったのだけど、今までドイツは３回ワールドカップで優勝しているので、ユニフォームには星が３つついている。今度から星の数が４つになるはず。
午後は、ニコちゃんを歯科矯正医に連れて行った。
矯正医は、「おっ、ユニフォームを着ているね。昨日試合見てた？」と聞いた。
ドイツ人の大半は、今日は機嫌よく過ごしていることだろう。

先ほど、恵子とスカイプがつながった。新しく部屋を変わったが、今度の部屋はきれいだし、部屋にシャワーとトイレがついていて快適だといって言った。新しいルームメートはアメリカ人で、彼女も中国語の初級者なので、英語で会話しているそうだ。
週末は、義父母のホテルに一緒に泊まっていた。
義父母はバスツアーを予約してくれていたのだが、恵子の体調が悪く、キャンセル。結局、金曜日はホテルで寝て過ごし、土曜日は少し買い物をした程度。日曜日は紫禁城のガイドツアーに参加したが、団体で見て回るので、あまりいろいろと見られなかったそうだ。義父母立ちは今日帰ってしまった。せっかく彼らが来てくれたのに、恵子の体調が悪くてあちこちに出かけることもできず、申し訳なく思う。
今日は、木曜、金曜と具合が悪くて授業もあまり受けられなかたので、その分遅れを取り戻すために勉強していると言っていた。ドイツから来ている男の子とその家族は毎日いろいろなところに観光に行っており、うらやましいといっていた。せっかくのチャンスだから、今勉強すべきなのか、精力的に観光すべきなのか、どっちが正解なんだろう？　勉強はやろうと思えば、ドイツに戻ってきてからもできる。でも、観光は現地でしか経験できない。しかし、将来、また中国に観光で行くチャンスはあると思うが、中国で勉強するチャンスは、恵子の選択しようとしているキャリアを考えると、ありえないと思う。