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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:職業再訓練
現在私が通っている職業訓練学校のクラスは、20代が一番多く、30代前半と合わせると8人。40代が4人、50代が一人という構成。一番若い子は22歳。彼女は学校卒業後、保険販売の職業訓練を3年間受けたが、実習先が雇用継続をしてくれなくて、現在は失業保険をもらっているとのこと。Umschulung(職業再訓練)の費用を出してくれと労働局に申請したが、まだ若いから、再訓練ではなくて、普通に実習先を探せるはずだ、と却下されたらしい。だから彼女は自費でこのコースに通っているそうだ。
私はクラスメートの情報には全然疎くて、カーシェアリングをしている同じ町に住むクラスメートから情報を得ている。 クラスのみんなは、Whats Upを使って、グループ内で情報を共有しているのだそうだ。今度XXの誕生日があるからお祝いしよう、とか、今日は具合が悪いから授業を休むとか、もちろん、授業内容の質問など、いろいろなメールが廻っているらしい。私は、3週間遅れてクラスにはいったので、そういうグループができていたことは知らなかったし、そもそもスマホももっていないので、情報を逐次チェックする習慣もないし、Whats Upにどうやって加われるのかも知らない。 しかし、授業ではわからないことが多いので、いろいろな情報が廻ってこないと、余計取り残された感が強くなり、ちょっと悲しい。 今朝、車の中で、クラスメートが、「あの子達は、テストの答えを写真にとって送っているのよね。答えを教えてもらえなかったら、5をとっていたよ、とXXがいっていたわ。」と言ったので、「えっ?いつの話?」と聞いたら、「あの子たちは、テスト中にメールでお互いに答えを教えあっているのよ。私はテスト中はぜんぜんスマホをみなかったから家に帰ってから気づいたのだけど、息子が私のスマホのメールをみて、「うわー、大人なのに、子供よりすごいことしているね」と驚いていたよ。」と教えてくれた。どのテストもたいてい75分から90分ぐらいなのだが、先生は、途中で部屋を抜けてしまうのでカンニングをしようと思えば不可能ではない。クラスメートに知られたところで、それを告げ口するような人はいないと思う。 しかし、いったいこれは何のためのテストなのかと思う。 テスト結果で成績がつき、その成績が就職活動をするときに重要視されるので、みんなテストの点数に一喜一憂している。 だからといって、テストの点を底上げするためにカンニングを堂々とするのは、ちょっと信じられないこと。大人でもそんな考えをする人がいるのにびっくり。モラルは存在しないのだろうか??? あさってもテストなのだが、なんだか茶番劇の一こまになっているようで、馬鹿馬鹿しくなってきた。こういう人たちに、陰でバカにされているのかと思うと、悔しい。でも、悔しかったら、結局はドイツ語力をもっと磨け、というところに戻ってしまう。やっぱり頑張るしかないんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月28日 00時21分44秒
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