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カテゴリ:職業再訓練
今日は、授業で債務の話になった。「たとえば、何かを買うのに銀行からお金を借りるとします。」と先生が言うと、すかさず、「サーモミックスを買いましょう」と2-3人から声が上がった。本当にこのクラスの人はサーモミックスの話題が大好きだなーと思った。
先生が、寒いので、ベッドで使う「Teppich」を買うことにしましょう、と言った。Teppichとは絨毯のこと。なんで、絨毯をベッドの中に敷くのか?と思った。クラスには、ハンブルグから引っ越してきた女性がいる。先生が彼女に「Teppichをベッドに敷くって意味がわかりますか?」と聞いた。彼女は、「そんなものはベッドで使わないでしょ。」と言ったら、「Teppichというのは、南ドイツでは、ウールの厚手の毛布のことを言うのですよ。」と説明した。辞書で調べてみたら、本当にそうでていた。びっくりした。ハンブルグ出身の女性は、「ここは、ハンブルグと同じ国とは思えない。」と感想を述べていた。 今日も授業中、ほぼ辞書をひきっぱなし。Lombard(動産抵当貸付)、Aval(手形保証)、Bonitaet(支払い能力)、Agio(打歩)、Factoring(ファクタリング)、Leverage(レベレッジ)・・・。問題なのは、日本語の意味もわからないと言うこと。打歩なんて言葉、初めて耳にした。経済や金融の知識がゼロに等しいので、ドイツ語で説明を聞いてもなかなか理解できない。 昨日の昼前に恵子はスイスに戻った。今回帰ってきたのは、自転車を持っていくため。交通費もバカにならないからだ。冬は暗いし、寒いし、道路が凍結するので危ないが、1月2月を除けば、問題ないとアドバイスされ、とりあえず、自転車を持っていくことにした。 近距離電車であれば、自転車ごと乗車が出来る。しかし、自転車持込用の切符が必要になる。ネットで調べたところ、ドイツ国内なら5ユーロ、国外にまたがる場合は、10ユーロとなっていた。ネットでは購入できないようだったので、地元の駅の自動販売機で買おうとしたら、人間用の乗車券はスイスまで一括で買えるが、自転車用の切符は国内用しか買えなかった。それで、夫が土曜日に大きな町(!)まで行く用事があったので、その町の駅の窓口で国際用の自転車切符を買うようにお願いした。しかし、夫が駅の窓口に着いたとき、窓口はすでに閉まっていて、夫は自動販売機で、自転車用の切符を買ってきた。「3.5ユーロだったよ。君が言ってた額より安かったよ。」というので、よくみたら、それは、この地域間だけで使える切符だった。仕方なく、恵子はまた新しい切符を地元の駅で買った。しかし、それでは、国境までしかいけないので、国境の駅(スイス側)で、スイス国内の自転車用のチケットを購入した。18フラン(約15ユーロ)だったそうだ。結局、夫が買った無意味な3.5ユーロのチケットも入れて、自転車だけで、約23.5ユーロもかかった。人間の切符のほうがほんの少し安かった。 ドイツとスイスにまたがって電車に乗る場合、切符はドイツ側で購入したほうが断然安い。今までは、帰りの切符も事前にこちらで購入していたが、スイスにいても、ドイツ鉄道のサイトから購入できることがわかり、それをプリントアウトしたものを使って、今回恵子は戻ってきた。義姉が恵子用にクレジットカードを作ってくれたので、ネットで買い物も自由に出来る環境。実は、私たちも恵子にクレジットカードを持たせようと思っていたのだが、スイスで口座を開いた際に、「18歳以上でないと、クレジットカードがつけられる口座はオープンできない」と言われた。義姉はいったいどうやって恵子名義のクレジットカード口座を作ることが出来たのかわからないのだが、本当にありがたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月18日 04時02分58秒
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