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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:ドイツ・ドイツ語・ドイツ人
昨日ドイツでは日食を見ることができた。
実は、私は日食が起こることを前日まで知らなかった。 木曜日に学校で、クラスメートが先生に、「明日は日食だから、授業を中止して外でみんなで見ましょうよ。」と提案し、初めてその事実を知った。 木曜日の夜、にこちゃんが寝る前に、泣きながら私のところにきた。 「明日学校に行きたくない・・」と大泣きしながら訴えた。 「明日は、日食だけど、パパが、「太陽を直接見てはいけない。そしたら、目が見えなくなるからね。」って言ったの。明日、太陽を見たら、目が見えなくなっちゃうよ。失明したくないよ。だから、学校に行くのが怖い。」。。。。 私は、理由がかわいいなーと思いながらも、一生懸命にこちゃんを慰めた。 日食が起こっても、普通の日と変わらないこと。 ちょっとぐらい太陽を見ても目はつぶれないこと。 太陽の光は強いから、普通の日でも太陽を直接見るのは目によくないこと。 日食は太陽と地球の間に月が入る瞬間に起こるもの。 などを説明した。 にこちゃんは、かなり落ち着いてくれた。 その後は、「なぜ、明日起こることがわかっているのか。」と質問され、理解させるのに苦労した。 金曜日は、雲ひとつない晴天で、絶好の観測日和だった。 小学校では、専用のめがねで、校庭でみんなで観測したそうだ。 ただ、クラスに2つしかめがねがなかったので、順番に観測したとのこと。 それでも、「太陽が欠けていた!」と興奮していた。 私の学校でも、結構盛り上がったいた。 天体ショーは10時40分ごろがピーク。しかし、通常の休み時間は9時半から10時まで。 クラスメートは、「先生、一緒に駐車場で見ましょうよ。」と提案し、結局9時半から11時ごろまで休憩。ピーク時には、日食を背景にクラス集合写真を撮った。 前回の日食は1999年の8月。 私はその時は、Stuttgartにいた。 恵子と二人で、部屋の中でテレビで日食の様子をみたことを今でも記憶している。 恵子は2歳になる前で、当然記憶にはない。 次回の日食がドイツで見られるのは、2081年。 ということで、たぶん、昨日が私が人生で見る最後の日食になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月21日 16時57分14秒
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