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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:香港
今日は香港で義父の80歳のお誕生会が開かれた。
親戚、友人、会社の関係者など幅広く招待したようだ。 アメリカに住む義姉が主導権をとって1年以上前から場所を予約したり、準備をしてきた。 私には、出席できないのならVIDEOメッセージを送るように、と指示があったが、自分を自分で撮影する、英語でメッセージを語りかける、その映像を会場で流されると思うと恥ずかしくて、頭を抱えてしまった。夫から、Videoでなくて、メッセージだけで良い、と言われたので、きれいな紙に手書きでメッセージを書いてものをスキャンして送った。 事前に恵子にゲストの前でバイオリンを弾いて欲しいと義父本人からリクエストがあった。恵子は「もう3ヶ月近くバイオリンを触っていないからできない。」と嫌がった。義父は「短い曲で構わない。練習しなくてもできる曲でいいから、ドイツからバイオリンを持ってきて欲しい。」と言った。結局は弾いたらしいが、自分では満足のいく出来ではなかったらしい。でも、誕生会自体は盛況で、すばらしいものになったようで、良かったと思う。 義父の誕生会に出席するために、海外に住んでいる義父の兄弟たちも駆けつけてきてくれ、連日夫は子供たちを連れて親戚のオジサンオバサンたちと食事会。普段、夫も夫の家族も私や子どもたちとは英語で話してくれるが、それ以外の身内とは広東語になる。恵子からは毎日のように「パパの親戚とレストランにいったけど、広東語ばかりで全然わからない。つまんなーい!」というメールが送られてくる。恵子は、北京では一人で行動したり、日常会話はこなせたが、香港では他の人が何を話しているのか全然わからないと言っていた。それほど広東語と北京語の差は大きい。 私は恵子の気持ちがすごくよくわかる。 私も夫の家族と団体で行動するのは嫌い。 言葉がわからなくて疎外感が半端ない。誰も通訳しようと気を使ってもくれない。 夫も久々に合う人達だから話に花が咲き、子供たちは蚊帳の外。スケジュール(食事会)が勝手に組まれており、自由に観光する時間もあまりない。恵子は「来なければよかったと思う」と愚痴ばかり。そんな不機嫌な態度が義父母たちにも伝わってしまうのか、「もっと相手のことを想いやりなさい」と説教されてしまうようだ。その点、賢浩は要領がいい。だから「賢浩を見習え」とまで言われ、恵子は「なんで?」と余計不愉快になるようだ。ニコちゃんは、行儀も悪いし、勉強もできないし、同い年の夫のいとこの子どもと比べられまくっているらしい。恵子はそういうことに敏感ですぐに傷つくけど、ニコちゃんは鈍感すぎて、全然気にしてないようだ。 恵子は、「ニコちゃんと賢ちゃんはいつも喧嘩していてうるさいし、パパやパパの家族からは説教ばかりだし、ママは来なくて正解だったよ。」といった。 私も一人の快適な生活に慣れすぎて、あと1週間で男性陣が帰ってくるかと思うと、げっそりする。 来週は恵子の18歳の誕生会を家で開く予定。 18歳からは大人で、ひとつの節目になる。だから、盛大にお祝いする人が多い。 恵子もいろいろな友達を招待したのだけど、ドイツの大学は夏休み中で、旅行中だったり、週末ではないので、外せない予定があったりで、たくさんの子から来れない、という連絡を受けて、ショックを受けていた。前日から来てもらって、カウントダウンで、12時ちょうどにお祝いして、そのまま泊まってもらうことになる。 一体何人の子が来てくれるのか分からない。私は学校もあるし、準備だけ手伝って、地下室にでも閉じこもっていようかと思っている。 小さい子向けの誕生会しか経験したことがないので、何を用意していいのかわからない。とりあえず、ゼクト(スパークリングワイン)とノンアルコールビールとジュースを用意。ウォッカとか強めのお酒は恵子の友達では飲む子がいないのではないかと思うのだけど、どうなんだろうか?あとはフィンガーフードかな? 恵子の友達は、ベジタリアンが多い。ケーキはオーダーすべきか自分で焼くべきか、とか、いろいろと頭を悩ませる。本当に誕生会って面倒くさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月06日 03時14分30秒
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