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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:職業再訓練
今週から週3日の勤務になったので、今日は久々に平日なのに休める。
昨日も本当に忙しい日だった。クラスメートはそれぞれの研修先で簿記をしているのに、私はいまだに雑用係。秘書や庶務係がいないので仕方ない。しかし、電話については何も言われていないので、かかってきてもひたすら無視している。昨日が売上税申告の締め切り期限で、Bさんはものすごい数の簿記をこなさなくてはならず、お昼休みを取る暇もないほどだった。だから電話にでてもらって申し訳ないナーと本当に思った。私の試用期間は1ヶ月で、それ以後はよほどの理由がない限りクビにすることはできない。でも「やっぱりせめて電話対応ができるぐらいドイツ語が話せる人を雇ってください」とBさんが社長に文句を言って今月末にクビになってしまうことはあり得るなーと思った。まあ、Bさんはすごく優しい人で、そんなことを言わないと思うけど、専務(社長の息子)に思われている可能性はある。 昨日は税務署に送る確定申告書に添付する領収書のコピーをとるように命じられたのだが、銀行の口座残高明細書も全部コピーしてしまい、「えっ、こんなにコピーしたの。この部分は必要ないと言ったのに・・・」とあからさまに不機嫌口調で批難された。すごく経費節約にこだわっている事務所で、いちいち「もったいない」と言われてしまうので、いつもこれであっているのかとドキドキしてしまう。コピー取りという一番単純な仕事でさえ言いつけ通りにできなくて落ち込んだ。また、税務署からの通知書には受付印と内容チェック確認の2種類のスタンプを押すのだが、昨日はスタンプを逆さまに押すという失態もした。顧客に転送しなくてはいけないのに、恥ずかしい。 昨日は結構吹雪で、途中スリップ事故を起こしそうになった。事務所について、呼び鈴を押したのだが返事がない。そのうちBさんが来て、建物の前で一緒に待った。15分ぐらい待って、ようやく社長がドアを開けてくれたのだが、「途中事故があって、迂回をせざるを得なかった。」と言った。鍵は社長しか持っていないので、今日のようなことがあると建物の中にさえはいれない。 家族経営の会社というのはこんな感じなんだろうか? ところで、先週金曜日に賢浩が帰ってきてから、私たちは賢浩をアメリカの学校に送るべきか否かを考えなくてはならなかった。いろいろ調べていくうちに、結構いい学校であることがわかり、悪くない考えだと思うようになった。 日曜日に香港に住む夫のいとこCさんと彼女の子どもたちが賢浩とスカイプをしていた。その時にCさんが「夏休みにS(彼女の6歳になる息子。ニコちゃんと大の仲良し)をつれてそっちに3-4日滞在してもいい?そのあとあなた達(賢浩とニコ)も連れてアイルランド(Cさんの旦那さんの実家)に行きたいのだけど、どう思う?」と提案してきたそうだ。アイルランドには3週間滞在するという。すでに旦那さんのご両親も了解済の話らしい。旦那さんのご両親は「マンション」と呼ばれる高級ペンションを経営しており、牧場も持っている。10年以上前に私達もそこに泊まったことがある。すごく素敵な場所だった。旦那さんのご両親も賢浩のことを覚えていて、大歓迎だと言ってるのだそうだ。 しかし、今度の夏休みはニコちゃんと賢浩はアメリカの義姉の家に行くということで去年から話が勝手に義姉と子どもたちの間で進んでいた。9月から留学をするのなら、夏休みはその準備で忙しいはず。それなのに、いきなりアイルランド行きの話に変わった。アイルランドに夏休みに行くということは、日程の関係で自動的にアメリカへの留学話もなくなることになる。あれこれ賢浩のために調べてくれた義姉に失礼な話ではないか、と思った。 賢浩は「夏休みの最初の3週間はアイルランドで過ごして、その後アイルランドから直接アメリカに行って、そっちで残りの3週間を過ごしたい」と言い出した。しかし義姉から「どちらか一つにするべきだ」と言われ、結局は子どもたちはアイルランド行きを選んだ。どちらにしても贅沢な話だと思った。毎年毎年子供の夏休みが私の意思とは関係ないところで決まっていくのが不思議だ。 アメリカ留学の話は、賢浩が行きたくないというので、結局はなくなった。先生や学校に不満があっても、やはり友達と別れるのはいやなのだそうだ。 Cさんは、「これから航空券を手配するので、希望通りの日程で予約できるかわからない。正確な日程が決まったら知らせる。」と言った。もう、夏休みの手配をするのか・・とびっくりした。 賢浩はもう4年以上日本に行っておらず、私の家族と会っていない。今年こそは日本にいかせようと思っていたのに、いつも勝手に休みの予定を決められてしまう。 5月の休みに思い切って2週間一人で行かせることを賢浩と話し合ったのだが、よくよく考えると年に3回も海外旅行をするのって、贅沢な高校生だなーと思う。本人はそれが普通のことのように思っているのがムカつく。「成績が良かったら、いかせてあげる」といつも条件をつけているのだが、最終的にはいつも成績が悪くても行かせている。本人もそれを知っているから、特別努力もしない。それも腹が立つ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月12日 13時07分37秒
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