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カテゴリ:職業再訓練
ミュンヘンで働いている夫は月曜日の未明に家を出て、木曜日に戻ってくる。
木曜日は家で夕飯を食べるのだが、今週は同僚とご飯を食べてから帰るから夕飯はいらない、と連絡があった。夫は夜遅くに帰ってきたので、私は既に寝ていた。金曜日の朝起きたら、食卓の上にエビフライとおすしがあった。こんな立派なエビフライをドイツで初めて見た。さすがミュンヘンだなーと思った。「会社に持っていてお昼に食べて!」とメモが置いてあった。しかし、せっかくの日本食を事務所に持っていってもゆっくり食べる場所がない。それで、家に帰ってきてから夕飯として食べた。エビフライは衣ばかりで中味はとても小さかった。なんだか天カスだけを食べている感じだった。がっかりした。お寿司もネタが不思議なものばかりだった。まあ、それでもわざわざおみやげ用に買ってきてくれた夫の気持ちはありがたく受け取った。 ミュンヘンはドイツの中でも1,2位を争う不動産の高い地域。ホテル代も高い。夫は安宿に泊まっているが、ミュンヘンで大きなメッセが開催される時期は宿泊料が跳ね上がる。夫が普段泊まっているホテルも宿泊費が10倍になった。 先月ある顧客の所得税申告の計算をしたのだが、その人は単身赴任でフランクフルト郊外からミュンヘンに引っ越した。フランクフルト郊外に住んでいた時は家賃が「350ユーロ」だったのに、ミュンヘンに移ったら「1250ユーロ」になっていた。家の大きさはわからないから単純比較はできないが、毎週末その人は200km離れた自宅に戻っているから、ミュンヘンで借りている家もそれほど大きくないはず。ミュンヘンって本当に家賃が高いんだなーと思った。ミュンヘンには大学もいくつかあるが、学生はどうやって暮らしているんだろう?たぶん学生寮があるのだろうけど、学生寮に入れなかった人は大変だと思う。 ミュンヘンだったら、住んでいて楽しいだろうなーと思うけど、そうしたら庭付き一戸建てになんて住めないから、いいことばかりではないはず。田舎暮らしに足りない娯楽部分はオタク活動で埋めれば、今の生活も結構悪くないと思える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月30日 14時22分52秒
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