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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:職業再訓練
今日は本当に腹がたったが、怒りをぶつける場所がないので、ここに書いて少し発散したい。
火曜日、水曜日はもともと私の定休日。子供のお稽古事があったり、朝学校に行く時間が遅かったりする日なので、午前7時半少し前に家を出て午後6時少し前に家に帰ってくるのは都合が良くない。 しかし先週と今週はフルタイムの研修生のメリちゃんが夏休みなので、毎日出てきて欲しい、と言われた。週3日間ではできない仕事をして欲しい、と言われたので、承諾した。 先週の月、火はその前の週に残ってしまった仕事をした。水曜日から新たな仕事をもらったが、急ぎの仕事ではなかったし、週3日間ではできない仕事でもなかった。木曜日の昼過ぎにはほぼ終わって、指示を仰ごうとしたら、「そういう質問は息子にして」と言われた。息子は息子で「今日は時間がない。」と言ったので、木曜日の午後は別の雑用をして過ごした。 金曜日は社長が休みだった。息子に指示を仰いだが、そもそも伝票や領収書が足りないので、それ以上簿記をすることができなかった。金曜日の後半も雑用で時間を潰した。 今週に入り、昨日の月曜日も社長は休み。私は本当にすることがなくなってしまって、専門誌の整理。 今日は社長が来たのだが、すぐに「買い物」に出掛けてしまった。1時間ぐらいして戻ってきたので「お時間のあるときに、次の仕事を指示してください」とお願いした。社長は「わかった」と言った。私は本当に何をしていいのかわからず、専門書を読んで過ごした。 11時半頃、社長あての電話があった。次男がとって、内線で社長に回した。社長は「今、料理中だからでれない」と台所から次男に叫んだ。しかし、急ぎの用件だったらしく、結局は社長は電話に応対した。その後また料理。息子と自分の昼食を作り、彼らは社長室の応接セットで一緒に食べる。私はバルコニーのテーブルで食べた。外出してもいいのだけど、事実メリちゃんはいつも家に帰っているのだが、そうすると戻ってきた時に呼び鈴を押して開けてもらわないといけない。手をわずらわすのが悪いな、と思うし、一人で外食してもつまんないので、自分の机の後ろのドアを開けて、そのままバルコニーでぱっぱと食べる。 お昼の後、来客があった。私はひたすら本を読むだけ。何もしないことに罪悪感を持った。それで、来客の後社長に「すみません、私は何をすればいいのでしょうか?」と聞いたら「私は今すごく忙しの。片付けなくてはいけないことが山のようにあるから、あなたの面倒を見ている時間はないの。そうやっていちいち私に聞きに来るなら、家に帰りなさい。それか息子に聞いて。」と言った。「家に帰れ!」と言われて、びっくりした。本来なら休みの日なのに、あなたが来なさいと命令したから来たのに、帰れとは。しかたなく、息子に聞いた。息子は「そういうことはママにきいて」と言った。「聞いたのですが、あなたに聞いてと言われました」と言ったら、「ちょっと待ってて。」と言った。しばらくして私の部屋に来てくれたが、「僕も特にお願いすることはないな」と言って「もう帰っていいよ。その方が嬉しいでしょ。」と言った。「明日はどうすればいいですか?来るべきですか?」と聞いたら「予定では出勤することになっているよね。明日になれば何か仕事があると思うから、明日は来て。」と言った。 そのあと、電話がガンガンかかってきたのだけど、私は出ることができない。だからいても役に立たないし、そのまま帰った。社長に声をかけるとまた怒られそうだったので、ドア越しに「チュース!」と言って帰った。 本当にここにいたら、私の精神がおかしくなりそうだ。本当はトイレットペーパーもなくなりそうで、そのことも言おうかと思ったのだけど、とても言える雰囲気ではなかった。メリちゃんならもっと上手にコミュニケーションを取れるのだろうけど、私には無理。こんなに毎日ビクビクして過ごすのは耐えられない。夏休みの予定も、来週ではなく別の日に休みたいのだが、それもなかなかいう機会がない。 ほかにも不満がある。社長の息子の喫煙だ。喫煙自体は問題ないのだが、私の机の後ろにあるバルコニーで吸うのが問題。彼は吸う時に煙が部屋に入らないようにバルコニーのドアを閉める。暑いから開けているのに、いちいち閉めるので、蒸し暑くて耐え難い。他のところで吸ってくれ、と思うのだが、テーブルの上に灰皿があるので、椅子に座ってスマホをいじりながらタバコを吸っている。1時間に1回は煙草休憩をしている。みんな「忙しいからあなたの質問に答えている暇はない」というが、喫煙や料理の時間はある。 なんだか本当に惨めだ。 先週の土曜日に恵子が戻ってきた。試験が8月にあるが、賢浩にしばらく会えなくなるので、無理して帰ってきてくれた。今日の午前中にスイスに戻った。私が出かけるときはまだ寝ていた。今日が休みだったら、駅まで車で送ってあげることもできたのに・・・・。 週末、恵子といろいろな話をした。私の研修の様子を話したら、「それってイジメだよ。ひどいね」と言った。「ママはいろいろな事を気にしすぎるよ。メリちゃんみたいに、自分の意見をはっきり言ったほうがいいよ。ドイツ人は細かいこと気にしないよ。どうせ研修が終わったらやめるんでしょ。なんて思われてもいいじゃない。」と勇気づけてくれた。「ギムナジウムの10年生でしたBogy(職業研修)の時に、先生が「雑用係として使われないように気をつけなさい。そんなことをしていては自分のためにならないから」と何度も言っていたよ。研修生はお茶くみやコピー取りではないから、ママも堂々と権利を主張していいんだよ。「忙しくて教えられない」というのは、怠慢。「理論は習ったのだから、私に聞くな、自分で考えろ」というのは、言い訳。」と言い切った。いま考えると「研修生の面倒を見きれないから、研修生を受け入れられない」と言っていた事務所は、意地悪ではなくて良心的だったんだな、と思う。でも、研修先を見つけないことには資格試験も受けられないから、探している間は、どんな条件でもいい、と思ってしまう。職業訓練学校の事務の人が私の履歴書を社長に送った時、「常日頃人材を育てたいと思っていました。ぜひうちに面接にきてください」と話したそうだ。今となっては、その言葉は信じられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月27日 03時40分45秒
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