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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:職業再訓練
昨日と今日の2日間、最終筆記試験が行われた。
昨日は一般経済(試験時間90分間)と会計学(120分間)。 今日は税法(150分間)だった。 朝8時きっかりに試験は始まった。15分前に集合だったが、初めての場所で、駐車する場所もわからなかったので、電車で行くことにした。車で30分の距離だが、電車の本数が少なくて、家を6時に出た。今日は10時30分に試験が終わり、10時45分には駅についたのに、次の電車が11時50分で、しかもその電車も途中駅で時間調整のため30分も止まったままで(単線で、対向車が通過するのを待たないと発車できなかった。その対向車がかなり遅延していた)、家にたどり着いたのは13時だった。 事前に辞書の持ち込みができると聞いていたが、試験会場で試験官に聞いた所、不可と言われた。試験官の机の上にドイツ語辞典(独独)が5冊ほどおいてあり、分からない単語があった場合はその都度前にきて調べろと言われた。 持ち込みできるものは、筆記用具の他、電卓、民法、商法、所得税法、租税法、営業税法、法人税法、売上税法の法典だけ。持ち込んだ法典は付箋を貼ったりマーカーをひくのは許可されているが、その他の書き込みは禁止。試験官が試験時間中に一人ひとりの法典を厳しくチェックしていた。 試験はそれほど難しくはなかったと思う。しかし、予想がだいぶはずれて、全く関係ないことばかり勉強していたように感じた。まあ、だいたい試験というのはそういうものだよね。ただ本当に時間が足りなかった。あと30分それぞれの科目であれば、もう少しなんとかなったと思う。最後はパニックになって、書く手が震えてきた。ドイツ語の単語をいちいち調べている時間なんてない。たとえ辞書の持ち込みが許可されていたとしても、使わなかったと思う。そもそも理解できない単語はなかった。試験の難易度で言えば、大学入試のほうが、遥かに難しかったと思う。 筆記試験が終わってひとつ肩の荷が下りたが、来週からまた事務所に行かないといけないかと思うと気が重い。それに2ヶ月後には口頭試験がある。もう今からしどろもどろになって、一言も発せない自分の姿が想像できる。心からの開放感はまだ味わえない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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