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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2017年05月20日
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カテゴリ:職業再訓練
先週の火曜日子供向けのニュース番組を見ていたら、子どもたちの間で「Finger Spiner」が流行っているという話題を取り上げていた。それを見たニコちゃんが「ぼくのクラスでも流行っているよ。A君もB君もC君も持っているよ。ぼくも欲しい。」と言った。

翌日(水曜日)学校から帰ってくるなりにこちゃんはお小遣いを持っておもちゃ屋に行った。しかし売り切れており、「明日の午後入荷予定」と言われて帰ってきた。木曜日の夕方にまた買いに行った。「入荷が遅れていて、届くのが明日になる」と言われたそうだ。金曜日にまたおもちゃ屋に行った。「手違いがあって、明日には絶対届くから。ごめんね。」とお店の人に謝られたそうだ。土曜日に買いに行ったら、「本当にごめんね。月曜日になるわ。」と言われたそうだ。
翌週の月曜日の夕方に買いに行ったら、紫色しか残っていなかったらしい。女の子の色のものは欲しくなかったので、買わなかったそうだ。お店の人は「今度入荷ししたら君の分として青いのを取り置きしておいてあげるね。」と言ってくれたらしい。結局今週の木曜日にようやくにこちゃんは手に入れることができた。木曜日は昼休みにK君と一緒に買いに行って、午後の授業は「Finger Spiner」を持ったまま受けたそうだ。沢山の子供が指でくるくる回しながら授業を受けている光景が私には想像できない。そのうち学校に持ってくるのは禁止になるのではないかと思う。

しかし毎日おもちゃ屋に通う情熱はどこから来るんだろう?そのおもちゃ屋さんには文房具用品やお菓子も売っている。自分のノートがなくなっても、学校で必要な道具も自分で買いに行くことは絶対ないのに、欲しいおもちゃのためなら何度も足を運ぶことを厭わない。この情熱をもう少し学校の勉強にも振り分けてほしいものだ。

今週の火曜日にArbeitsamtの担当者との面談があった。
今までの試験結果を見せたり、今後のことを話し合った。
先月末にArbeitsamtから「XX税理士事務所が人を探しているので、応募してください」というような手紙が送られてきた。しかし私はまだ試験に受かったわけではないし、その事務所がのぞんでいるスペックに当てはまらないので応募しなかった。応募してもしなくてもArbeitsamtから紹介されたら無視する訳にはいかない。それで面談のときに応募しなかった理由を説明した。担当者は理解してくれた。それなのに、昨日と一昨日の2日間で5件分の紹介状が送られてきた。中には「顧客からの税金関係の質問に対応できる人。税務署の担当者とやり取りができる人」という希望が書いてあるにも関わらず、私に送ってきた。つまりArbeitsamtはいちいち細かいことまでマッチングさせるわけではなく、大雑把なくくりで当てはまるものをすべて送ってくるようだ。応募しても受かるわけがないのだが、とりあえず応募しなくてはいけないというプレッシャーを感じる。3年間の研修には相当なお金がかかっている。すべて税金で賄われているのだから、働く気はありません、というわけにはいかない。断られたら断られたでそう報告できる。

今日はドイツ語コースの日。授業の後、買い物に行ったら、知り合いに声をかけられた。最初は誰だか全然思い出せなかった。彼女は中国人で、2年前に職業訓練校で知り合った。彼女は別のコースを受講していたのだが、同じアジア人ということで休み時間に話をするようになった。
彼女は半年間の研修だったのだが、研修後なかなか職が見つからず、結局は知り合いの会社で雇ってもらったとのこと。同時期に別の会社からも中国語ができることを見込まれて内定が出たのだが、通勤に時間がかかるので、家から徒歩圏内の会社にコネ入社したと教えてくれた。現在はフルタイムで働いているのだが、他にやりたいことがあるから、半日勤務にしてほしいと社長に頼んでいるところらしい。というのは、彼女はネットを使って、ドイツのドラッグストアで買ったコスメティックを中国人に発送する商売をしているのだそうだ。月に3-5件のオーダーがあるとのこと。儲けは月に200ユーロぐらいだけど「税申告する必要ないから、ちょうどいいお小遣いになる」と言っていた。そのほか、ドイツの機械を中国に売る仲介役もしているそうだ。機械は1つにつきかなりのコミッションが入るらしい。彼女は彼女の両親が買ってくれたアパートも所有していて、その家賃収入もある。すごいやり手だなーとびっくりした。

彼女は私に「あなただってに日本向けにドイツのものを売る商売をすればいいのに・・。はっきりいって、ドイツ語に難アリの外国人がまともな仕事を探そうと思っても無理よ。応募しても断られてメンタルえぐられるだけだし、採用されてもいつクビになるか上司の顔色を伺って仕事をすることになるのが関の山。私は中国で大学を出て、ドイツでも大学に行って、職業訓練まで受けたけど、まともに扱ってもらえることなんてなかったわ。だから失業中に自分に何ができるかを考えて、中国人であることを逆に利用しようって思ったの。気を悪くしないでほしいけど、あなたが3年間研修を受けても、あなたのドイツ語力と年齢を考えたら就職先を見つけるのは無理だと思うわ。ほかのビジネスチャンスを考えたほうがいいわよ。」とアドバイスした。
なんか、いろいろとびっくりだった。





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最終更新日  2017年05月21日 02時42分50秒
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