|
カテゴリ:服用
ADHDを疑われているニコちゃん。
今まで数々のセラピーを受けてきたが、余り効果はなく、私も夫も疲労の一途。 12月にニコちゃんが警察に通報したあと、やはり服用もやむ無しという考えに夫も変わっていった。すぐに小児科医に予約をとったが、2ヶ月後にしか予約がとれなかった。 しかし小児科医はこの時期風邪の子供でごった返し。ニコちゃんは学校を途中で抜けてきたのだが1時間以上待たされた。 小児科医自身がニコちゃんをテストしたことはない。 私達の話を総合して服用を以前から勧められていた。 この小児科医は「ADHDは薬でしか治らない」という考えのようだ。 「服用しないADHD児が犯罪を犯す率は高い。」「服用しないADHD児は学校の成績が落ちる一方で将来の見通しも暗い。」とはっきり言った。 ニコちゃんが明日から服用をする予定の薬は「メチルフェニデート塩酸塩(10mg)」。リタリンと同じ成分。 効き目の持続は4時間程度なので、まずは最初の1週間は朝1錠、2週めから朝1錠、昼1/2錠、3週目は朝1+1/2錠、昼1/2錠、と徐々に増やしていくように言われた。問題は夫も私も家にいないので、ニコちゃんの薬の効果を見ることができないということ。 3ヶ月毎に血液検査をすることも義務付けられている。 副作用は殆どないと先生に言われたが、薬の取扱説明書には「10人に一人の割合で」「頭痛、不眠、不静脈、動悸、発熱、かゆみ、目眩、口の渇き、食欲不振」、「100人に一人の割合で」「ろれつが回らなくなる、血尿、筋肉痛、幻覚、幻聴」などの副作用が見られると書いてあった。普通の市販薬は、1000人に一人とか10000人に一人の割合で副作用が出るというような感じだが、10人に一人に見られる副作用というのは結構な高確率で、恐ろしくなった。 先週末、夫の友人夫婦が我が家に来てくれたのだが、その時に「リタリンは絶対に服用させないほうがいい。リタリンは怒りのマグマを鎮めるのではでなく、蓋をして体の奥に押し込めるだけ。一旦蓋が外れたら、その爆発力は凄まじいものになる。それなら小出しに爆発させてやったほうがマシなはず。」と言われた。彼らは専門家じゃないし、実体験からの話でもない。 医者に処方箋を書いてもらって薬局に提出した。 普通の薬よりも管理が厳しかった。 ちなみにドイツでは健康保険でカバーされるので自己負担ゼロ。 とにかく夏休みまで服用を続けてみようと思う。 副作用がないことを祈りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月21日 03時05分17秒
コメント(0) | コメントを書く |