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テーマ:小学生ママの日記(28705)
カテゴリ:服用
2月に小児科医と話し合い、ニコちゃんに「Medikinet 10mg」という薬を服用させることにした。
本人の拒否反応が強く、5日間で断念。投薬中は四半期に一度血液検査をする必要があり、2月の時点ですでに4月と7月の予約をいれられていた。 小児科は慢性的に混雑をしていて、直前ではなかなか予約が取れないからだ。 2月の末に小児科医には「副作用が強すぎて投薬を中止した」と伝えた。小児科医は「あんな少量で副作用がでるわけがない。本人が飲みたくないから頭が痛いと嘘をついているか、本当に頭がいたいのだとしたら、それは精神的なものだ。薬のせいではない。」と断言された。「本人が飲みたくないというのならどうしようもない。これ以上できることはない。」という冷たい反応だった。それでも「4月にとってある予約はそのままにしておいてください。」と言われた。その予約の日が今日だった。 体重、身長のほか、心電図をとられた。次に助手が血液を採取しようとしたのだが、ニコちゃんは注射針を見ただけで硬直してしまった。ニコちゃんは注射が大の苦手で、今日も血液を注射器で採取されるぐらいなら、自分で顔を殴って鼻血を出してそれを使ってもらったほうがマシ、といっていたぐらいだ。 簡易ベッドに横になった状態だったのだが、ニコちゃんは体中力が入りまくり。静脈の位置が分かりづらいようで、助手は何度も指で擦って探していた。針を刺そうとしてもニコちゃんがあまりにもビクビクしているので「血液採取は先生にしてもらいたい?私がして2度も3度もさしてしまったらイヤでしょ?」と助手が言った。助手もあまりのニコちゃんのビビりように針をさすのが怖くなったのかもしれない。 しばらくして先生がきた。先生は「もう血液は採ったよね?」と確認したので「いえ、まだです」と理由を説明したら「次からは助手にしてもらうように」と不機嫌な声で言った。先生は「動かないで」といったのだが、ニコちゃんの体はビクッと反応してしまい、その拍子に血液採取の道具がベッドから床に落ちた。先生は「動かないでと言ったでしょ!」と低い声で注意した。ニコちゃんは「はい。すみません。」と謝っていた。先生はさしそこねたようで「これでは採取できない」と注射器で採取するのを諦め、点滴針のようなもので採取した。 その後「本人が服用を拒否するなら為す術はないです。違うメーカーから出ている薬の処方箋を書くこと以外に私ができることはありません。その薬はMedikinetと同じ成分ですが飲んでから効き始めるまでに時間がかかります。どうしますか?2-3日後に今日の検査結果が出ます。電話で検査結果を聞いてください。その時に薬の服用をどうするかも伝えてください。もし服用をしないのなら7月に来て頂く必要はないので、予約を取り消してください。」と言われた。薬の名前を書いてくださいとお願いしたのだが、書いてもらえなかった。 先生は「学校での様子は?」と聞いた。 ニコちゃんが「ずいぶんよくなりました。」と答えると、先生は「君には聞いていない。お母さんに聞いているんだ。」と真顔で言った。小児科医なのに子供にずいぶん手厳しい言い方をするんだなーと思った。私は「状況は以前と特に変わっていません。」とだけ答えた。 予約は朝の7時半で、終わったのは8時15分。ニコちゃんは「なんだ一時間目しかサボれなかった。2時間ぐらい小児科で待ち時間があったら良かったのにすぐに終わって残念。」と言っていた。 私はその後仕事に行った。職場でやはりADHSのお子さんを抱えている人がいて、彼女に今日の事を話した。彼女からの紹介で別の専門医に5月に予約をとっている。彼女は「専門医に見てもらうまでまだ1ヶ月近くある。その間何もしないというのはよくない。私なら新しい薬を試してみる。」と言った。ニコちゃんが飲む気になってくれるかどうかが一番の問題だが、とりあえず試してみたいと私も思っている。 それにしても本当に無愛想な小児科医で、職場でその話をしたら、「えー、嘘でしょ?小児科医が子供にそんなこと言う?私なら別の医者にかかる。」と言われた。しかしうちの子供がお世話になっている先生を含め小児科はどこも患者数が多すぎて新規お断り状態。予約も非常に取りづらいし予約をしていても1時間以上待たされる状態が恒常的。子供の年齢が上がると共に小児科医にかかる回数が年々減ってきているのがせめてもの救い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月19日 05時45分58秒
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