|
テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:学校
私たちの住む州では今週から新学期が始まった。
月曜日の朝、夫とにこちゃんはRealschuleに登録しに行った。 私はどうしても終わらせないといけない仕事があり、その日は休めなかったので夫に頼んだ。 校長と話し合った後、夫は「もう一晩考えてみます」と言って保留にしたそうだ。 それで火曜日にニコチャンと学校に行き登録してきた。ニコちゃんが小学校の時に仲良しだった子はみんな6年生になっているが休み時間に会えるし、学校のキオスクでアイスやジュースが安価で買えることを知り、俄然行く気になったようだ。また校長先生が配慮してニコちゃんが幼稚園時代に仲良しだった子と同じクラスに入れてくれたので、不安が解消されたようだ。 校長先生はとてもやさしい人だった。7月に話を聞きに行ったときは、ニコちゃん本人の前で成績を酷評して、教育的配慮に欠けるいじわるな人という印象を持ったが、全然違った。 新入生(5年生)は水曜日から学校が始まったのだが、初日は事務的な話だけ。教科書すらもらってこなかった。本格的に授業をするのは来週からで最初の3日間は学校の施設の紹介やクラスメートと仲良くなることを費やしている。ギムナジウムの元同級生たちは今週の月曜日から普通に授業に入っているのに、Realschuleはすべてにおいてテンポがゆっくりだと思った。 たくさん違いがあるのだけど、一番大きいと思ったのは、時間割。7時45分から始まるのは同じなのだが、ギムナジウムの場合、1,2時間目、3,4時間目、5,6時間目の間に休みがない。基本的に授業は90分単位。しかし、Realschuleではかならず5分の休みが入り、3時間目と4時間目には15分の休みが入る。3時間目と4時間目は同じ科目のことが多いのだが、ギムナジウムでは休みを入れると授業の流れが中断して効率が悪いので、一気に進める。しかし、Realschuleでは、数学でもドイツ語でも間に必ず休みが入る。たぶんにこちゃんのようにテンポがのろく、集中力が持続しない子にはRealschuleのようなやり方があっているのだろう。 私は今までRealschuleのことを全然知らなかったのだが、知れば知るほど、最初からこっちを選択しておけばよかったと悔やまれる。一番気に入ったのは、子供の出席状況、宿題内容、テストの日時、授業変更のお知らせなどが、スマホで確認できること。いちいち宿題やテストがいつあるのか子供に確認しなくても一目瞭然。素晴らしいと思った。 今日はRealschuleに休暇申請をしに行った。学校で決められた日以外に休暇を取るのは許可が必要。年末年始に日本に帰りたいなーと思って2日間ほど前倒しで冬休みを取ってもいいかお伺いを立てに行った。事務室にはカギがかかっていて誰もいなかった。先生が来て「たぶん郵便局にお使いに行っていると思います。」と言った。ちょっとびっくりした。旅行のために前倒しで休みを取ることは禁止されている。許可が下りるかどうかわからなので、航空券が予約できない。今日その場でOKがもらえると思っていたのだが、校長が不在で保留になった。 今週は火曜日から今日まで休みを取った。平日に家にいるのは久々。明日からは私も仕事で、にこちゃんがどのように過ごすか監視ができなくなってしまう。 しかし今後は「もう勝手にしろ!」と言って放置することはしないで、どんな状況でもサポートするように心がけたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|