介護タクシーの常識
ケアマネージャーが替わって、一番驚いたのは介護タクシーの内容について。毎週火曜日に、姑を車で20分の病院へリハビリに連れて行く。言語療法と作業療法、その日に両方とも受けるので2時間近く時間がかかるが仕事の締め切りに追われているとこれが案外負担になる。その病院の近所に住む義妹が病院で姑を受け取ってくれたりもしたが往復40分をかけていったん家に戻っても原稿を書くには中途半端な時間しかない。病院の近所で買い物を済ませるにしても夏は、生ものを買って車においておくことができない。そこで介護タクシーの出番…のはずだが「うーん。。。介護タクシーも使い方が難しいんですよねぇ…。病院の前で降ろされても、その後の受付とか、病院内の移動とか支払いとか、お義母さんはできないでしょう?その部分にヘルパーを使うというのは、おそらく無理ですし。主治医の意見書でももらえば、役所に掛け合ってもいいですけどでも、たぶんダメッて言われるでしょうね。」義妹が病院に来るといっても、「では利用しましょう」とは言わない。なぜか眉間にしわを寄せて首をかしげる。ところが、新しいケアマネさんの話を聞くと介護タクシーとは、自宅のベッドから病院のリハビリ室前まで運転手が介護してくれるものだそうだ。もちろん、窓口で受付も支払いも代わりにやってくれるし一緒に薬局に薬を取りにも行ってくれる。さっそくタクシー会社を家に呼んでもらって、利用契約を交わした。…それなら、前の面接のとき火曜日だけは残業できない、とは言わないで済んだのに…まあ、終わったことはしょうがない。けど。