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テーマ:ふれあい(15)
カテゴリ:語らい
さっそく、先日『元気ミカンの仲間たち』で買ったジャガ芋を
サコ婆ちゃんちへ持っていきました。 母はレトルトの太刀魚を調理中でした。 サコ婆ちゃんが食事をする目的は 食後の飲み薬を飲むためだけだと言います。 胃内に食べ物が入ってないと、胃が悪くなる・・・ということらしいです。 わたしは豚肉とジャガ芋・人参・玉ネギで煮物を作りました。 調味料はサコ婆ちゃんが昆布を漬け込んでいた醤油です。 (これは実に美味しい) 出来上がってふと後ろを見たら、なんと 入れ忘れていたシメジがころがっていました。残念 今日のサコ婆ちゃんはいつもと同じく食欲が無いそうで、 野菜の煮物も要らないと言いました。 それでも、出来上がりが近くなり、匂うようになると サコ婆ちゃんはソワソワして、鍋の中を匂ったり覗いたり。 出来上がるとさっそく 「案外と美味しそうじゃないの。」とパクッ。そして・・・ 「あらまあ、美味しい。このジャガ芋、ジャガ芋の味がするよ。」と 不思議なことを言いました。 「どれどれ・・・」と私。 うーん、確かに市販のそれとは違い、無農薬だけあって すっきりしたジャガ芋の味がする。 手鍋に半分ほどの肉ジャガを残して、私はサコ婆ちゃんに言いました。 「まだ、袋に生のジャガ芋があるから、自分で作るといいよ」 即、サコ婆ちゃんいわく 「いやいや、自分で作ってまで食べたいとは思わない。 あんたが作ってくれるから美味しいんだ」 この言葉に弱いのよね、私。 嬉しいような、うまく乗せられたような、妙な気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月30日 04時00分26秒
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