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アメリカでの同時多発テロ、俗に言う『911』が起こってから5年ですか。
筑紫哲也曰く『世界中の人間が、あの時自分が何をしていたかを覚えてる』事件だと言っていた。 確かに、私も覚えてる。 はっきりとあの時の風景が頭の中によみがえる。 それまでは何をしていたか覚えてないけど、TVにその映像が映った時から。 やっぱり最初は映画か、ドラマか。『フィクション』だと思った。 それくらい衝撃的な映像だった。 そして、お風呂から出てきたらタワーが崩壊していた…。 信じられなかった…。 えもいわれぬ恐怖が襲ってきたのを覚えてる。 最初は事故?と思っていたのが、明らかに『故意』だと分かった瞬間。 それまでの世界情勢には全く関心がなかったので、何が何だか分からなかった。 今日、TVの特集番組でツインタワーの鉄骨が戦艦に生まれ変わるというのを知った…。 あり得ない!と思った。 遺族の方、犠牲になった方。誰一人、そんな事望んでいないと思う…。一番避けるべき道だと思う。 平和ボケしてるのかもしれない。 だけど、私はそんな日本に生まれて良かったと思う。 先日、話題の映画『太陽』を見た。 ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督が撮った昭和天皇の姿。 正直、難しい映画だった。 静かな緊張感が常に漂っているので、精神的に疲れる映画でもあった。 ただ映像的に凝ってる部分があったり、色合いがキレイなので見ていて苦ではなかった。 『天皇』に対する日本人とアメリカ人の違い。そして、挟まれる『天皇』の気持ち。 正直、写真撮影のシーンでは音楽の相乗効果もあってか、胸が締め付けられる感覚になった。 そんな昭和天皇がとった『敗戦』そして『戦争放棄』 確かに時代は変わるし、外交上難しい問題でもあるのかもしれない。 でも、私達はそれによって守られている。 『負けを受け入れる勇気』 勝つのが勝ちなのか?負けるが勝ちなのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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