いつの間にか夕方にヒグラシが鳴き始め、『あ、もう夏なんだ。』とカレンダーを見たら７月が終わろうとしていました。
何だか最近、自分の中の時間と世の中の時間とがズレてきている気がします。

自分のテリトリーが失われてるからかなぁ？
ブログの更新もままならず、PCを立ち上げない日もあるもんな。

パートの勤務時間が増えて嬉しいんだけど、帰ってきて夕飯＆弁当の準備したら大体ダンナが帰ってくる時間。
ダンナが帰ってくると、もう自分のペースではいられないですから。ミルクティー作ってくれだのアイス取ってきてだの、ね。

加えて、唯一の休みだった日曜＆月曜も用事が出来てしまった。


お義父さんがガンと告知されまして。
年齢の事と進行の状況で、手術はできないと。抗ガン剤の治療になりそうです。
でも、病院の都合で入院が来月になりそうなんです。
入院してから、詳しく検査して治療となるみたい。

お義父さんとお義母さんは訳あって離れて暮らしています。お互いに一人暮らしです。
すでにお義父さんは身の回りの事とかがままならない状態でもあるので、私とお義姉さんが交代で食事を届けなくてはいけなくなってしまったのです。
しかもお義父さんとお義姉さんはケンカ中なので、実際にはお義姉さんの作ったご飯をお義兄さんが届けてるんですけどね。


まぁ、お義父さんは好き勝手に生きてきた人らしく…。
それによってお義母さんと離れてるんだけど。（離婚はしてません）
身内ではゴタゴタが絶えない人です。
でも幸いなのか、私は直接の被害を受けてないので何とも言えません。
いわゆる噂とか人の話だけで人を判断するのはいかがなものか？と思うので、私にとってはお義父さんはフツーのお義父さんです。

お義母さんも強い人なので（お義姉さんもそうだからお義父さんとぶつかる）会えば必ずのようにお義父さんのグチを聞かされる。
しかしそんなお義母さんが、今までは絶対に行かなかったお義父さんの家に様子を見に通っている。

一昨日は私と一緒に行ったんですが、寝間着を着替えるように奥から持ってきたり、冷蔵庫から果物を出してきたり。
せっかちで矢継ぎ早に世話を焼く人なので、お義父さんが元気なウチはぶつかるだろうけど、今の状況ではフツーの夫婦みたいです。

ちょっと私のじーちゃんを思い出してしまいました。
私のじーちゃんも好き勝手生きた人で、ばーちゃんは結構苦労したそうです。
でも、脳溢血で倒れて入院してからはおとなしくなって（隠れてタバコ吸ったりしてたけど）ばーちゃんが｢もし、私が病気したら看病してくれるか？｣って何気なく聞いたら｢うん。｣って言ったそうです。
昔だったら絶対｢冗談じゃねーっ！｣って言う人だったのに。


夫婦って不思議ですよね。
親子は血のつながりがあるけど、その元にある夫婦はいわば他人ですからね。

なんだかんだ言っても、やっぱりお義父さんとお義母さんは夫婦なのかなぁ。
最後にお義父さんが頼るのはやっぱりお義母さんなんですかね。
帰り、車の中でやっぱりお義母さんはお義父さんのグチだったけど、心なしかちょっと嬉しそうだったもんな。

自分が好きになった人をそー簡単に嫌いになれるのか？と思ってしまう私としては、二人の絆を信じたくなってしまいます。
ちょっと複雑ではありましたが（こんな機会で）『わ』が一つ整っていく感じがしてちょっと和みました。