|
テーマ:今日の出来事(291661)
カテゴリ:グルメ・スイーツ・ソフトドリンク
花野(はなの)《季 秋》
嵯峨花野~時雨の亭に遊ぶシリーズ~ 歌枕として数多くの歌に詠まれた嵯峨野は、いにしえの昔、四季折々の草花が咲く禁野でした。新しい季節の訪れを祝うように若草が萌え、梅や桜が艶やかに匂う春、みずみずしい新緑を愉しんだ後は、紅葉が秋の深まりを追うように紅く燃え、清少納言は数ある野の中で、「野は嵯峨野、さらなり」と一番にあげたほどです。 一天のあり風のあり花野行く 稲田眸子 おおらかな光景が目に浮かびます。 天高い秋の大空の下、心地よいそよ風が肌を撫でていきます。 そして、そよ風は野原へと流れていき、そこに咲く野花も心地よさそうに揺れています。 腕を大きく前後に振りながら歩いてみたくなってきます。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[グルメ・スイーツ・ソフトドリンク] カテゴリの最新記事
|