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テーマ:今日の出来事(291604)
カテゴリ:音楽・楽器・CD
携帯版『秋桜歳時記』 寒月(かんげつ) 《季 秋》 かんげつ【寒月】冬の夜空に皎皎(こうこう)とさえて見える月。寒い夜の月。(三省堂「大辞林 第二版」より) 寒月の美しくして病む夜かな 苅谷千代 幼い頃から喉が弱く、毎年冬が近づくと必ずといっていいほど風邪をひいていました。 咽も胸も苦しめられる激しい咳が止まらず、熱で火照った身体は全身がだるく、思考力も低下していくなかで、ひょっとするとこのまま死んでしまうのではないだろうか?とさえ本気で思ってしまうのです。 そんな時にふと気がついた澄み渡る夜空に煌々と輝く寒月の光。 今までの弱音もすっかり頭から離れてしまい、その貴賓漂う月光にただただ見とれるばかりでした。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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