熟柿(じゅくし)
携帯版『秋桜歳時記』熟柿(じゅくし)《季 秋》よく熟して柔らかくなったカキの実。ずくし。じゅくしがき。(三省堂「大辞林 第二版」より)送料無料! お試し用種無し柿 3kg 掌にうけて日の温みある熟柿かな 稲田眸子 秋の山里で苅田の脇にポツンと立っている木が思い浮かびます。葉っぱも散り散りになっているその細い枝先に真赤に熟れた熟柿がなっています。ちょうど両の掌で包んでしまえるくらいの手ごろな大きさの柿。毎日毎日太陽の光を受けてここまで育ってきたのです。そして、熟柿を一旦地面に落し、直ぐに舞い降りてきて嘴で器用に突きながら柿を食している烏同様に、私達も自然の恩恵に預かっているのです。(秋桜歳時記)