必ず泣けるもの
サッカー部に入った息子が、練習試合が終わって帰ってきた日曜日、中学時代のバスケ部の友人からメールが来たあと、「安西先生、バスケがしたいです…!」という言葉を残し、着替えてバスケをしに出かけていった。このセリフをきいてなんだかわかった人はすばらしい!そうです。名作「スラムダンク」の三井くんの一言です。スラムダンクはバスケなどまったくわからなかった若い頃に読んでいたく感動し、私の中では「ドラゴンボール」とともに、名作の名を欲しいままにしているアニメなのです。その後結婚して、たまたま息子がバスケをはじめ、ルールやらポジションやらがわかるようになり…。おまけに息子の「全巻そろえて買ってきて♪」の命をうけ、いそいそとツタヤへいき、レジで後ろにいっぱい人を待たせながら「全巻ください♪」となにげに優越感を味わいながら購入したのだった。前の日記のトレーニングのあとに愛読書のこれをたまたま読んだので、もう本編を読まずにはいられなくなってしまった。いったん読み出すと24(トゥエンティーフォー)と一緒でとまらなくなるので、あらかじめ、今日はココまで…!と決めてよまねば家事そっちのけになってしまう。というわけで5巻ずつ。いや~~いつ呼んでも泣ける!しかも泣く場面が一緒である!毎回感動度は変わらない。単純なところは桜木花道と一緒である(爆)。あ、ちなみに私は三井君が好き♪毎回泣ける…というものは他にもある。歌だ、歌。キロロの「未来へ」これは娘が小学6年のとき、卒業集会とやらでクラスで保護者を呼んで歌った歌だ。そのときはもう引越しがきまっていて、彼女の行きたくない、親友と離れたくないという気持ちもよくわかっていた。「でも行かないわけにいかないのよね?」という彼女の一言に心が痛かった。私自身も友人と別れなければならない寂しさもあったし、なにより、子供嫌いの自分がなんだかわからないままに子育てを始めて、「こいつ、でかくなった…」としみじみと思ってしまい、ヤバイ!うるうるしてしまったわけである。いまだにこの曲がラジオなどから流れると一目をはばからず泣いてしまう。もう一曲はmishaのeverything前に住んでいたところで、友人が「キッズビクス(子供のためのエアロビクス)をはじめたいと思うのだけど、自信がない。どうしたらいいと思う?」と相談を受けた。もちろん私は彼女の実力を知っていたし、そのような需要もあるはずだと確信していたので、絶対やるべきと推した。今考えると無責任な話であるが、そういう気持ちにさせたのにはわけがある。彼女の家(当時は公舎)に遊びに言ったとき、本棚のすみに「ログハウス」の本があるのを見つけた。聞くと、彼女の夢はキッズビクスやエアロビクスを教えることで稼いだお金をためてログハウスを建てるのが夢なんだそうだ。そうか、そうか。いい夢じゃん!かなえなきゃダメだ!やろう、私にできることなら手伝いたい…!何事に関しても一生懸命な人が好き。夢を持って何かをやろうと努力している人は全面的に応援する。スラムダンクじゃないけれど、そういうアツい奴が好き。そんなこんなで彼女のサポート役を引き受け、一緒にレッスンメニューを考えたり、発表会(彼女はパーティーと言う)の衣装をつくったり、楽しかった。子供と一緒に走り回って、サイコー楽しかった。彼女の人柄もあって生徒はどんどん増え、なんと3年で彼女は夢を実現させてしまった。引越しがきまって最後の発表会のとき、大人の女性のグループ(私を含む主婦仲間)はeverythingでダンスを踊る。発表順になったとき、曲がかかる前の紹介で彼女が話した内容…彼女は私のためにこの曲を選び、ダンスを考えてくれていたのだ。「このダンスをみんなでわかちあって○○(私)さんを送ります」それを突然聞かされた私はイントロがはじまり、歌詞が流れ出したあたりでもう「泣き」である。チョーやばかった。ダンスどころではなかった(爆)。あの曲は女性から男性へ贈る曲であるのだろうが、親友とも言える彼女から送ってもらう曲として、歌詞を聴いて感動せずにはいられなかった。そんなわけでこの曲も毎回泣きを通り越して聞くたび号泣の曲である。映画もあるけど・・・長くなるからやめます(爆)。まだまだ・・・(爆)