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テーマ:今日のピアノ♪(731)
カテゴリ:音楽
昨年のショパン・シューマン生誕200年に続いて今年はリストイヤー♪
ちょうど及川さんのオールリストプログラムがあったので行って来ました。 最前列センターも取れたのだけど 万が一 次男が途中で寝てしまうと とーーーっても恥ずかしいので段になった4列目中央から少し左の席をゲット。 これで次男がぐったりしても目立たないわ我が家にとってはベストポジションです。 婚礼 ラ・カンパネラ ペトラルカのソネット(第47・104・123番) 愛の夢 第3番 献呈(シューマン/リスト編曲) メフィスト・ワルツ 第一番 イゾルデの愛の死(「トリスタンとイゾルデ」よりワーグナー/リスト編曲) ピアノ・ソナタ ロ短調 次男らも知ってる曲ばかりなので飽きずに最後まで楽しめるだろう、と思ったのに「婚礼」の途中から目がうつろになって来た次男・・・早いんだよ! ラ・カンパネラの前に叩き起こした。 ホレ!ちゃんと聴きなさい!あとペダル見なさい! と思ったら 前の席のおばーちゃんは最初から最後まで爆睡してたもったいないよ~ しかし こんな田舎の小さなホールなのに 及川さんは最初からすごいエネルギー。 ラ・カンパネラを弾き終わって立ち上がった瞬間、後ろによろけてしまった。 曲の間に 及川さんの朗読が入ります。 「ショパンは21才の時に 2人の人物に出会った それはショパンとパガニーニだった 彼らの才能にショックを受けたリストは狂ったように練習する アルペジオ、オクターブ、トレモロ・・・ ブゾーニ(だったか?不確か)は言った 音楽はリストから派生したと言っても過言ではない ワーグナーも、シュトラウスも、ドビュッシーも、リストという大木になった枝なのだ」 優れた才能の持ち主に出会ったからこそ その後の彼があるのだろう。 ずっと自分が一番だったら それ以上の成長はなかったかもしれない。 アンコールはさらっと1曲。ショパンのノクターンでした。 コンサートが終わると チャラオも次男も まるで自分が弾き終えた後みたいにくたくたになってよろよろと立ち上がった。 「うへえ~~耳がつかれた~」 そりゃあれだけ間近であの演奏を集中して聴いたら耳も疲れるよね(笑) 音楽も体力だ! 劇場のアンケートに「どんなピアニストの演奏が聞いてみたいですか?」という欄があって、小山実稚恵や仲道さん等のピアニストに混じってなんと辻井伸之さんの名前が! 呼べるのか?!このホールに?! 後ろに座っていたマダム達は海外のコンサートにもちょくちょく足を運んでるらしく、そういう話をしていた。そしてアンケートについても マダムA「辻井さん、こんなとこに来るかしらねえ(笑)あら、どんなバイオリニストの演奏が聴きたいですか?って書いてあるわよ。千住真理子だって。」 マダムB「うーんあの人はいらない!アイツは(アイツかいっ!)ストラディバリばっかりなんだもの。」 なかなか厳しいマダム達ですが それも一理あるかも。 弘法 筆を選ばずと言う。いい音のするいいホールでいい楽器でいい演奏がそりゃいいに決まってるけど そうでない楽器で最悪の音響のホールで どこまで聴かせられるか。 そういう演奏家ってカッコイイ。 こんな田舎のちっちゃなホールで、しかも最初から寝てるおばーちゃんがいても、 手を抜かず、立ち上がった時によろけるほど気合をこめて弾く演奏家っていいですね。 右のチラシも気になる~。 青春のグラフィティ。伊勢正三・山本潤子with 海援隊だって~! 曲は「22才の別れ」「贈る言葉」「翼を下さい」「母に捧げるバラード」「なごり雪」「思えば遠くに来たもんだ」・・・・・懐かしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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