202379 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

天使になれない

天使になれない

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

かやの♪

かやの♪

カレンダー

カテゴリ

お気に入りブログ

Tea Salon ★seiya★さん
らくがき ひかるたんさん
浮島ミスランディア kahori0214さん

バックナンバー

2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2008.05.12
XML





話は少しさかのぼります。


主人の単身留学中は、薫は私たちと一緒に暮らしていました。
娘の受験も無事第一志望に合格し、ほっと一息つく頃、
主人の帰国まであと3ヶ月になっていました。


主人が帰国したら・・・
また、薫とは離ればなれに暮らさなくてはいけません。
昼間は一緒でも、夕方になったらまた別々に・・・。
考えただけで涙が出ます。


いつの間に、彼はこんなに大切な人になってしまったんでしょう。
離れていられないくらいに。


そうです。私は、彼のことを、絶対の存在として信頼していました。


そして彼は、彼を心から信頼している私を、
彼の中の、最も大切なものとして、位置づけていました。


「薫と離れたくない。」
声に出して言ってみました。

すると、悲しみと痛みが薄れました。

離れずに、一緒に暮らしたら良いんだ。



私には過去がありました。
昔。本当に結婚したかった人とは結ばれなかったとき、
心から後悔した。
一度手を離してしまったら、二度と会えないことがあるのだと、
あのとき身を以て知った。
もう二度と 後悔はしたくない・・・
今度は 絶対に手を離さない・・・・


そのためには、どうしたらいいのか。


自分の頭脳では余る問題にぶつかった時には迷わず薫に聞く、
これはネット友だった頃から変わらぬ、私たちの関係でした。


「薫。子供と一緒に、家を出て、薫と暮らしたい。」


そして、薫が私にしたアドバイスは・・・。


その数日後、
私は、国際電話で主人に離婚を切り出しました。



私の運命が、急速に動き始めていました。







2006年06月22日






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.06.19 22:51:01
[わたしたちのものがたり] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X