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天使になれない

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世の中には大変な方も沢山いらっしゃるというのに、
その方から見たら、なんて低次元で辛抱のない人間なんだと思われることでしょうね。
すみません。


いよいよ別居生活が始まりました。


1年前に主人が単身留学した時から既に薫と私と子供達の4人で暮らしてきたので、
特別な変化はありません。


ただ、私は毎日夕方になると、主人の帰宅前に、
夕ご飯を届け、掃除洗濯をしに本宅に行く習慣になりました。


当時の本宅は古い官舎だったので、ごみ集積所の掃除当番などがありましたが、
そういう時も今までどおり、私の仕事です。


つまり、別居は始まったけれども、寝るところが変わったくらいで、
あまり大きな変化はないのでした。


前にも書きましたが、
結婚以来、主人が帰宅する時間には自室にこもり、朝まで出ないという生活をしていました。
主人が帰宅してからは、私は「いない」のです。


今振り返っても、私は、
本当に冷たいというかドライというか、徹底しているというか・・・


主人とは結婚以来ずっと一線を引いて暮らしてきました。
一度たりとも、本心を話したことはありませんでしたし、


子供を作るときに確信犯的にセックスをしましたけれど、
それ以外は手もつないだこともありません。
主人の入ったあとのお風呂に入ったこともありません。


夫とは「家庭」という名の仕事のつながりであって、
プライベートな面では、つながりも接触も一切持たなかった。


主人はそんな妻に対して、怒るとか、不満を言うとか、
クレームはひとつもありませんでした。


それは、私が主人と距離をおきたがっているのを
主人なりに知っていたということがあります。


でも、なにより、主人もまた、
私に対して個人的な愛情がなかったということが理由だと思います。


もしも、愛していたら、恋していたら、そんな状態を放置・黙認するとは思えません。
そもそも、愛していたら、恋していたら、私とは結婚しなかったでしょう。


主人にとって私という妻は、

もっとかまってくれとか、
さみしいとか、
旅行に連れて行けとか、
そういう駄々を言わず・・・
黙々と家事をこなし、子を育てる妻。


夫である自分は、勉強と仕事だけをしていればいいように、
ほかの事はすべてやっておいてくれて、とても便利な存在・・・
そういう「もの」なのでしょう。


「この人は私の夫ではないし、私はこの人の本当の妻ではない」
という意識が、どうしてもぬぐえなかったのは、
自分のせいもありますが、同時に、
常にそう思わざるをえないものを、主人からも感じていたからだと思います。


もしも子供がいなかったら、たぶん自然解消していた夫婦だと思います。
子供がいたから、子供のことがあるから、
夫婦の関係から目を背けても充実した日々が過ぎていきました。


それでも、あんなに強く、「私には本当の夫が必ずどこかにいて、必ず会える」
という確信をずっと持っていたのは、今 考えると不思議です。


私は薫に出会うことを、前もって知っていたのでしょうか・・・?
まさか、ですよね。




2006年06月27日





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最終更新日  2008.06.19 22:17:42
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