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カテゴリ:わたしたちのものがたり<第二章>
さっき薫が夜行バスで帰省しました。 おじいさんが病院で亡くなったのです。 もう2年くらい、血液の病気でした。 先月の22日、危篤状態になった時に薫は会いに戻り、奇跡的に持ち直したのですが・・・。 「次に帰るときはお葬式だ」と言っていたけど、その日が来てしまいました。 薫とおじいさんとは血は?がっていません。 当時4歳だった薫母を連れてまだ若い薫祖母が再婚した相手だからです。 でも薫にとっては紛れもなく大切な大好きなほんとのおじいちゃんだし、 薫母にとっても大切な大好きなほんとのお父さんなのですよね。 おおらかで、とってもよい人だと聞きました。 薫母が幼い薫を連れて実家に戻ってからは、 おじいちゃんは、薫のおとうさんでもありました。 薫は、おじいちゃん、おばあちゃん、おかあさんにかわいがられて大きくなった。 薫は、大学入学と同時に実家を離れてから20年経ちます。 私と暮らしてからは14年位になります。 おじいちゃん、薫の結婚とか、ひ孫とか、楽しみにしていたんだろうな・・・ いちばんやさしいひとたちが、いちばんがまんしていたのですよね。 泣かせたのは、私ですかね。。。。 そう思った先月。 そしてとうとう、一度もお会いすることはないまま、 この日を迎えてしまいました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.16 00:39:38
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