カテゴリ:こころの森
なにもそうかたを…… 高橋元吉 なにもそうかたをつけたがらなくてもいいではないか なにか得体の知れないものがあり なんということなしにひとりでにそうなってしまう というのでいいではないか 咲いたら花だった 吹いたら風だった それでいいではないか ぼくは完璧主義でも潔癖でもないし、白黒をはっきりさせたい性格でもない。それなのに、何にとらわれ、こだわっているんだろう。生きるということ、死ぬということ。かたをつけられる話じゃないのか。生まれて成長したら、ぼくだった。それでいいではないか。そんなものなのか、人生とは。死んだら、光だった。それでいいに決まっているけれど、今は想像するしかない得体の知れないぼくだった。それで、いいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 23, 2007 10:39:11 AM
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