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先日、友人がバスの中でお財布を落としてしまい 滞在許可証や定期券や銀行のカードをなくして大変な目に遭っていました ぼ~としてたそうで。さいわいすぐにいろいろ止めたりしたそうですが。 警察に行ったり銀行に連絡やらいろんなことを再発行で大変みたいでした。 その話を電話で聞いて、「気をつけなアカンよ~。」と言ってました。 今日は人の身、明日は我が身ということもあるなと思い 夫に話したら、ともかくなんでもコピーしておいたら手続きも簡単にできるというので もう一度いろんなものをコピーしました。 その後友人から報告が・・・ 翌日見知らぬ男の子がわざわざ家まで届けてくれたそうで。 まぁ、カードとかは再発行したあとでしたが 滞在許可証の再発行の手続きはしなくて済んだそうです。 よかったね~~~フランス人も親切な人がいるね~と言い合いました。 そして翌日私も街にでかけました。 いろいろと用事があり、歩き回りとても疲れたので帰ることにしました でも、せっかくついでなので日本食材の買える界隈に買い物に行こう と考えを変えてメトロで向かいました。 いつものお店よりちがうところに買いに行ってみたかったのでとある駅でおりました。 初めていくお店なのでよく場所がわかっていませんでした。 地上に出たら反対方向の方に出てしまった。 地図と住所を確かめようと思い 暑かったので陰のあるバス停の方に向かいました このときちょっとぼんやりしてた。しんどいな~って感じで。 そしたら車道から突然自転車が猛スピードで来て、私の横で急停車して 男の人が降りてきて私の腕をつかんで背中のリュックサックをたたいてなんか叫んだ。 そして走り去って行った。 え~~何何何???って思ってリュックを下ろしてみたらふたが開いてる。 ファスナーが開き切っているのです メトロでは気をつけてたからたしかにふたはしめていたはず・・・ で、確かめてみたらまず財布があるのでほっとしました。 でもよ~~く見たら。大き目のポーチがなくなっていたのです。 それは長細くてリュックのふたを開けたらすぐに飛び出る感じではいっていたから。 そこには、パスポートとこないだもらった大切な10年の滞在許可証カードが入っていた~。 ああああ~~~~とうとう。私もやられた~~~ きのう、友人にうかつだね~気をつけなきゃと偉そうに忠告した自分・・・ まさか自分がすられるとは思わなかった。 (今日は人の身とは思ってはいたけど・ ・・まさか私が~しかも翌日に!) 3分くらいの間ぼ~っとなって。頭の中、真っ白になって。でもこんなこと初めてだし。 まずどの警察に行ったらいいのかどうしていいのか皆目わからず。放心状態。 ともかく引き返そうと歩き始めたら・・・・ なんと~むこうからさっきの男性が歩いてくる。 14歳くらいの金髪の少年の首根っこをつかまえて・・・・手には・・・ 私のヴィ○ンのポーチが!!!!!!! びっくりして、何が何だか訳もわからずに・・・・めるし~めるし~と叫んだ。 慌ててて泥棒の少年にも言ってしまった(汗) で、男の人が私にポーチを渡したとたん少年は逃げた。 この男性・・・結構長髪でひげもじゃらの人~ は気をつけなさい!!!っと言って ささ~~~とほったらかしてあった自転車に乗って去って行った・・・ もうもうもうたった5分間くらいの間に奈落の底から天国にいきました~~ なんてすごい人なんだろう!!!って感激して言葉もなく わたしったらめるし~しか言わなかった。 あとになって後悔したけど。 この人は考えれば考えるほどすごい人です。 泥棒に腹立つよりもこのおっちゃん(笑)のまるで ヒーローみたいな正義の味方みたいなことに感動しました。 まさに登場の仕方とかは、スパイダーマンみたい。 はやてのように現れてはやてのように去っていく・・・のは月光仮面か。 後で考えるとこの人は、まず観察力が鋭い。 そして決断力が的確、行動力がある。 そして何より勇気があります!正義感があって優しい。 まさに理想の男性だ~~~~ 私が独身なら即、ドボ~ンと恋に落ちます!トンベラムール。フォールインラブね。 よく悪漢に襲われた乙女が助けてくれた人に恋するストーリーが古今ありますね。 (その手を逆利用して芝居してだましたりするのもありますよね) 彼女の気持ちよ~~くわかるなぁ。 傍観者のときは、そんなことあるかいな、なんてクールに思ってましたが・・・ そして。。。疲れ果てた私はもう中華スーパーに行く気にもならず この危険な地域(この辺はあぶないと常に夫も言っていた)から一刻も早く離れて 家に帰りましょうとメトロに乗りました。 そして虚脱してまたもやぼんやりと乗ってたら・・・ ・・・このあとにもものすごい偶然が待ち構えていたのでした!!! 後日談はまたの機会に書くことにします。 でも、フランスではこのような被害がけっこう多発しています。 今まで何もなかったのが本当に幸いのようです。 何かに守られているような気がしました。 感謝感謝です・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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