親知らずを抜きました。
私じゃなくて次女ですが、きのう親知らずを抜きました。そのためこの週末は、家に戻っています。長女の時もそうでしたが、こちらの医者って、4本一度に抜くんですよね。なんだか、口だけでなく体全体がショックを起こしそうですが、麻酔をかけるのは体によくないので、一度にやるほうが便利と言う考えなんでしょうかね。金曜日の朝一番の手術で、歯医者ではなく、オーラルサージャンという、口の外科のところで抜きました。1時間で終わりました。出血もそれほどなく、成功でした。娘は、感謝な事に、23歳の今日まで一度も手術を受けたことがありません。今回初めて全身麻酔をかけました。もうもうとしながら、ガーゼを両アゴにつめて、なんだかおたふくかぜでもひいているようです。ほほが膨らむと、なんだか幼くなったようでかわいいです。大学生というのに私にとっては、小学生5年くらいに思えました。あの子は、背も低いので、医者がしきりに、”誰が経済的責任をとるのか?”と言ってました。娘は、”私です。”と言ったのに、いざ、ミーテイングの時間がくると、”お父さん、こちらへどうぞ。”と主人を呼びました。娘はしきりに、”私です。”と言っていました。医療と異なって、歯は、26歳まで私の保険でカバーされます。今回の手術の費用は、2400ドルでした。保険が1600ドルはらってくれるので、娘の担当分は、800ドルです。手術前の真夜中からは何も食べていないので、帰宅後、おなかペコペコです。それでミネストロンスープを少し飲ませましたが、口の中には、出血の味があるらしく、なんだかおいしくなさそうでした。ヨーグルトとバナナをブレンドしたものも食べました。3時間ごとお薬です。抗生物質、痛み止めと、アイボプロフィンです。いつも思うけど、アメリカで一人暮らしの人は大変ですよね。何せ入院なんてめったにしないんですから。手術というのに、朝7時に始まって、8時に終わり、家にかえされるんですよ。そのぶん医者は、薬を大量に渡します。娘が、本を読んでほしいと言うので、椅子に座って本を読んであげました。幼いころは本を読んであげていましたが、最近は、難しそうな本を読んでいるのでなかなか読めません。今読んでいる本は、ピュリッザープライズ賞受賞者ダグラス・ホフスタドター氏の、”Godel,Escher, Bach"という本で、数学美術音楽の三つ網みたいな関連性の本です。Godel, Escher, Bach私の読み方が悪いのか、内容がつまらないのか、麻酔のせいか、とにかく読み始めた後まもなくすやすやと眠ってしまいました。(あーよかった。)だって、”それは発音がこうなのよ”となおされながら読むんですもの。。。夕べ起きてきたので、一緒にDVDを観ました。明日まで娘は、うちにいます。ほとんどごろごろしているだけなのに、家が明るく感じます。今週末は、レイバーデイーなので、3日連休です。うれしいな。By GT-ONE