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カテゴリ:BLCD
高遠琉加:原作 金ひかる:絵
「犬と小説家と妄想癖」 B’ Atis collection 2011年1月発売CD【1/28】犬と小説家と妄想癖 ※ コミコミさんがまだ画像がなかったので、テキストがコミコミさんになってます 【キャスト】 鮎川智久 : 近藤隆 不破明良 : 三宅健太 沖屋統 : 鳥海浩輔 葛木ゆか、ウェイトレス : 内山夕実 司会 : 坂巻亮祐 男性教諭 : 田尻浩章 女性教諭、仲居 : 沢田泉 真面目な数学教師・鮎川は、官能小説家の親友・不破の仕事を手伝うことになる。 自分を庇って利き腕を骨折した不破に口述筆記を申し出たのだが、彼の唇が快楽の世界を紡ぐほどに不破を意識してしまい、頭も心も大混乱!! よみがえるのは数年前のきわどい記憶――不破からの濃厚な口づけ、熱い指先…。 ずっと友人でいたいから、あの日をなかったことにしたのに…! 今回も未読で聞いてみました。 なので、実は題名だけ見て「どんなギャグテイストの作品?」などと思ってたんですよ(笑) ところが、聞いてドッコイ!どんだけ青い大人カップルなんだよ ヾ(ーー ) オイッ と、ツッコミたくなる可愛いお話でした。 出会いは大学時代 同じアパートに住んでいて、同じ学年と知ったのが最初 人見知りな自分が、不破といればいつの間にか酒の場で馴染んでいた そんな不破を智久は憧れていた・・・それだけの筈だった しかし、教師の職も見つかりお互い引っ越し先も決まったある日、 珍しくしたたかに酔ってしまった智久 酔いが言わせてしまった「不破が好きだからずっと一緒にいたいと思ってる」 この言葉に不破が突然キスをし、それ以上の事もしようとしてきた これは智久が泣き出した事で未遂に終わったが。 「犬に噛まれたと思ってくれ」 そしていよいよ不破がこのアパートから引っ越す時、不破に誓約書を書かせた智久だったが・・・ こんな感じで話が始まります。 そして7年後、智久は数学教師に。不破は官能小説家に。 駅の階段で老人を避けようとしてバランスを崩した智久を支えようとして逆に骨折してしまった不破の代わりに口述筆記をする事になった しかし、不破の口から聞かされる官能な単語の1つ1つに妄想させられてしまう智久。 『不破は小説の登場人物のように女を抱くのだろうか?』 だが、だとしたらどうして自分にあんな事を? 不破は果たしてどっちが好きなんだ? 妄想の世界では、女性が不破に抱かれていて、それがいつしか自分が不破に抱かれていて・・・ そんな事を考える自分がまた嫌になって そんな智久が出した結論は「友達やめる!」 しかし、その言葉を聞いた不破はそれまでの智久に対する労わりの表情を一変させベッドの上で組み敷いて来て「付き合うか、友達やめるか」という究極の選択を迫ります。 そこに高校時代の先輩であり、編集者の沖屋が現れたり(元セ○レ?)作品の1つが映画化となって突然不破自身がクローズアップされたり、主演女優と噂になったり・・ その度に少しずつ嫉妬し始めるようになります それでも自分の全てを完全に不破に預ける気になれないでいる智久・・・ まぁ、結局は不破の事が好きという気持ちが全てに勝ってしまったのを認めて恋人同士になるわけですが、 まぁじれったいわ、青いわ・・・ 「あんたらいくつ?」と問いたくなるような2人で(^^ゞ 最初は不破の態度は大人な気がしたんですよ。 押す時は押し、引く時は引く 不破の感情の揺れ動き等を理解した上でゆっくりを心がけてて。 でも、進むにつれて我慢強い優しい男だというのはわかるものの、どこかちょっとずつズレてて・・・ でも、勘違いされたらそのままにしないでちゃんと追いかけてきたり 正直、これだけ拒否られたり怯えられたら、普通とっくに諦めちゃいそうなのに7年我慢して、さらに焦らず待てるのはスゴイなぁ~とは思うんですが。 ただ、やっぱり問題なのは智久ですね~(>_<) 身体は預けられない。でも友達は止めたくない!ってどこまで駄々っ子なんだか(^^ゞ 不破にあやふやな態度を取らせているのは智久だし、本人もちゃんとわかっているのにどうしたらいいかわからなかったり、自分の気持ちもわからなかったり・・・ どれだけ免疫無し?(苦笑) ただ、じれったいけど智久の気持ちがまるっきりわからないわけじゃない。 今まで憧れの友人としてしか見ていなかった同性の相手に戸惑うのはわかるし、 いきなり全てOKな流れになるよりは、この戸惑いがリアルっぽくて。 なので、聞いていて実に楽しく聞けてしまいました。 さて、そんな2人+1人に 近藤さん、三宅さん。そして鳥海さん。 今回の声、近藤さん的にはかなりギリギリな声だったそうで、終わったフリトの段階では全て出し切ってヘロヘロだったご様子。 フワッとした口調をキープし続けるのは大変だったみたいです。 そして三宅さん とにかくチンピラボイスとか、893ボイスと言われ続けている(笑)三宅さんがとにかく人のイイ穏やかな優しい男の声。 こちらも今までにあまりない引き出しを出してきて下さったみたいです。 ただ、数か所?低くなる時の声が若頭でした(≧m≦)ぷっ! 鳥さんはたまに聞くような役だったので、こちらは文句なし。 実は鳥さんは主役より脇役に来た時の声が好きだったりするので、個人的には◎でございました(〃∇〃) てれっ☆ そんなこんなで可愛いお話を堪能したわけですが、 逆に巻末と特典トークCDには大爆笑☆ とにかくどっちもなんか昭和なかほり? 巻末では三宅さんのチャゲアス話に花が咲き、ほとんどそれだけで終わってしまった感じ(笑) チャゲアスが昭和とは言いませんが、デビュー前から彼らを知ってる私としてはどこか昭和を感じてしまいました。 しかし、こんなに好きだったとは・・・ 仲間内でもかなり有名みたいですね!>三宅さんのチャゲアス好き そして特典CDでは、いきなり自己紹介の時、 「不動明役の・・」と三宅さんが言い始め、 それを受けた鳥さんが「美樹!美樹!」って(爆爆爆) あなた方はどれだけデ○ルマン?(爆) とにかく、ほとんど作品の内容からは離れてしまっていましたが、どんな仕事をしてみたかったか?とかどんなバイト経験があるかとか、とにかくいろんな話が聞けてそれだけでもとても興味深い特典CDになってました(^^) しかし、ハガレンのイベントでもサラリーマンになってみたかったと言っていた三宅さん。 ここでも一日別の職業になれるなら「サラリーマン(しかも営業)」という辺り、本当にリーマンやってみたいんだな~としみじみ(笑) 全体的にとても面白い話ばかりで何回もクッククックと布団の中で笑ってしまいました。 そうそう!三宅さんが、鳥海さんを見ると893話かと思ってしまう・・・というところで「VIPよ!」とすぐ思ってしまいました(^^ゞ そういや、これの続きもどこか引きうけて下さらないかな~? にほんブログ村 にほんブログ村 ↑よろしければ1クリックお願いします 励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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